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アイコナール方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

幾何光学において、アイコナール方程式(アイコナールほうていしき)は光の伝播をあらわす基礎方程式である。

形式的には解析力学ハミルトン=ヤコビの方程式と同じ形である。

幾何光学の近似(波長が十分小さい)のもとで、マクスウェルの方程式から等位相面をあらわす量アイコナール)をあらわす以下の式を得る。

ここで n は屈折率で、

成分で表示すると、

等位相面は となる であらわされ、光線は等位相面の法線をつないだものとして定義できる。

参考文献

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  • 鶴田 匡夫 (1990). 応用光学I. ISBN 4-563-02331-0