アエクイ族
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アエクイ族(Aequi)は中央イタリアの山岳地帯に紀元前1000年ごろより居住していたオスキ人系種族である。
紀元前5世紀にはトゥスクルム、ラビクム、アルギトゥスにその版図を拡大し、ウォルスキ族と共謀して共和政ローマと対立を深めた(ローマ・アエクイ戦争)。紀元前304年アエクイの戦いにおいてローマのマルクス・ウァレリウス・コルウスに敗れ支配下に置かれる。故地にはローマの植民市としてアルバ、フケンス、カルシオリなどの町が建設された。戦後の賠償請求という概念を発明した民族として知られており、ローマも彼らの方式を積極的に取り入れた。
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