アクセルハイベルグ氷河
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アクセルハイベルグ氷河 | |
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1956年または1957年に撮影された航空写真 | |
種別 | 谷氷河 |
所在地 | 南極大陸クイーンモード山脈 |
座標 | 南緯85度25分 西経163度0分 / 南緯85.417度 西経163.000度 |
全長 | 56 km (35 mi) |
厚さ | 不明 |
端 | ロス棚氷 |
現況 | 不明 |
アクセルハイベルグ氷河(アクセルハイベルグひょうが)は、南極大陸にある谷氷河であり、全長は30 nmi (35 mi)で、南極高原の標高が高い地域から標高がほぼ0 mのロス棚氷まで、ハーバート山脈とクイーンモード山脈のドン・ペドロ・クリストフェルセン山の間を流れる。
この巨大な氷河は1911年11月にノルウェーの探検家ロアール・アムンセンが発見し、同じくノルウェーの実業家で、ノルウェーの多くの極地探検を後援したアクセル・ハイバーグにちなんで命名した。アムンセンの南極点遠征の際、アムンセンはこの氷河を通って南極高原へと登り、南極点への到達に成功した[1]。
他の「放水口」とされる氷河、例えばベアードモア氷河、シャクルトン氷河、リヴ氷河などと異なり、この氷河は山岳氷河としての効果もある。氷河の輝緑岩の縁によって南極高原から切り離されており、氷河の氷は全て流域内で降った大量の雪から供給されている。氷河は水平方向32 kmで標高差2,700 mを駆け下り、標高差の大半は水平方向11 kmで起こる[2]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ "Axel Heiberg Glacier". Geographic Names Information System. U.S. Geological Survey. 2014年1月9日閲覧。
- ^ “Gateways to the Pole: Mapping Amundsen's and Scott's Routes through the Transantarctic Mountains Fifty Years Later”. www.antarctican.org (21 September 2011). 12 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。9 January 2014閲覧。
この記事にはパブリックドメインである、アメリカ地質調査所が作成した次の文書本文を含む。"アクセルハイベルグ氷河". Geographic Names Information System. United States Geological Survey. 2023年1月31日閲覧。