コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アクターズ・ショート・フィルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アクターズ・ショート・フィルム
監督 磯村勇斗
柄本佑
白石隼也
津田健次郎
森山未來
出演者 『機械仕掛けの君』
泉澤祐希

『夜明け』
森山直太朗

『そそがれ』
吉村界人
神野三鈴

『GET SET GO』
竜星涼
大東駿介

『in-side-out』
永山瑛太
配給 WOWOW
公開 【配信】
2021年1月13日 -

【放送】
2021年1月23日 19:00 -
上映時間 作品ごとに異なる。
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

アクターズ・ショート・フィルム』は、5名の俳優が監督としてショート・フィルムを製作するというWOWOW開局30周年記念プロジェクトの一環[1][2]2021年1月13日からWOWOWオンデマンドで配信が開始され[1][2]1月23日土曜日19時からWOWOWプライムで一挙放送された[1][2]

短編国際映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」グランプリを目指す企画として始まり、2024年6月17日、短編国際映画祭26年で初めて現役俳優監督が受賞となる、森崎ウィン監督の『せん(SEN)』が、ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)を受賞したことが発表された[3]。(「アクターズ・ショート・フィルム4」を参照

概要

[編集]

WOWOW開局30周年プロジェクトの一環として企画されたアクターズ・ショート・フィルムは、5名の俳優(磯村勇斗柄本佑白石隼也津田健次郎森山未來)が決められたルール(後述)に則ってショートフィルムを製作し、世界から5,000本のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の短編国際映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」におけるグランプリを目指すものとして企画された[1][2]。なお、映画評論家や視聴者による投票で選ばれた1作品が、2021年に開催のSSFF & ASIAに出品される[4]

2021年4月27日、森山未來監督・永山瑛太主演の『in-side-out』がSSFF & ASIA2021のオフィシャルコンペティション supported by SONY ジャパン部門にノミネートされたことが発表された[5]

太字がSSFF & ASIA出品作品

# 題名 主演 監督
1 機械仕掛けの君 泉澤祐希 磯村勇斗
2 夜明け 森山直太朗 柄本佑
3 そそがれ 吉村界人
神野三鈴
白石隼也
4 GET SET GO 竜星涼
大東駿介
津田健次郎
5 in-side-out 永山瑛太 森山未來

アクターズ・ショート・フィルム2

[編集]
アクターズ・ショート・フィルム2
監督 青柳翔
玉城ティナ
千葉雄大
永山瑛太
前田敦子
出演者 『いくえにも。』
村上虹郎

『物語』
琉花
奥平大兼

『あんた』
伊藤沙莉
千葉雄大

『ありがとう』
役所広司

『理解される体力』
柳英里紗
三浦貴大
配給 WOWOW
公開 【配信・放送】
2022年2月6日 17:00 -
上映時間 作品ごとに異なる。
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

アクターズ・ショート・フィルム2』は、WOWOW開局30周年を記念して企画されたプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』の第2弾として開催された[6][7]。各作品は2022年2月6日17時 - に配信・放送された[6][7]

概要

[編集]

第1弾と同様に5名の監督が下記のルールに則ってショートフィルムを製作し、世界から6,000本を超える作品が集結する米国アカデミー賞公認の短編国際映画祭である「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」でグランプリを目指すものとして企画された[6][7]

2021年8月18日に第2弾の監督を務める5名の俳優が発表された[6][7]。監督を務めるのは青柳翔玉城ティナ千葉雄大永山瑛太前田敦子[6][7]

10月29日、各作品(タイトルは後日発表)の主演俳優が発表された(下記の表を参照のこと)[8][9]

12月14日、各作品のタイトルとストーリーが発表された(下記の表を参照のこと)[10]

2022年4月28日、第2弾の5作品がSSFF & ASIA 2022オフィシャルコンペティション supported by SONY ジャパン部門にノミネートされたことが発表された[11]

6月21日、千葉雄大監督の『あんた』に主演した伊藤沙莉がSSFF & ASIAオフィシャルコンペティション supported by SONY ジャパン部門のベストアクターアワードを受賞したことが発表された[12][13]。受賞を記念して、6月27日1時(26日深夜)からWOWOWプライムで全5作品が再放送された[13]。さらに6月27日0時(26日深夜)からSSFF & ASIA 2022のセレモニーの模様を追加した「アクターズ・ショート・フィルム2 ドキュメンタリー(特別版)」を同じくWOWOWプライムで放送された[13]

# 題名 主演 監督
1 いくえにも。 村上虹郎 青柳翔
2 物語 琉花
奥平大兼
玉城ティナ
3 あんた 伊藤沙莉
千葉雄大
千葉雄大
4 ありがとう 役所広司 永山瑛太
5 理解される体力 柳英里紗
三浦貴大
前田敦子

アクターズ・ショート・フィルム3

[編集]
アクターズ・ショート・フィルム3
監督 高良健吾
玉木宏
土屋太鳳
中川大志
野村萬斎
製作 小室秀一
宮田幸太郎
和田圭介
製作総指揮 射場好昭
出演者 『CRANK-クランク-』
中島歩
染谷将太
井浦新
柄本佑
河井青葉
廣木隆一

『COUNT 100』
林遣都
瀬戸さおり

『Prelude〜プレリュード〜』
土屋太鳳
有村架純
土屋炎伽
土屋神葉

『いつまで』
井之脇海
板垣瑞生
林裕太

『虎の洞窟』
窪田正孝
勝村政信
梶原善
野村裕基
野村太一郎
制作会社 スタジオブルー
配給 WOWOW
公開 【配信・放送】
2023年2月11日 20:00 -
上映時間 作品ごとに異なる。
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

アクターズ・ショート・フィルム3』は、WOWOW開局30周年を記念して企画されたプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』の第3弾として開催された[14]。各作品は2023年2月11日20時から配信・放送された[15]

概要

[編集]

第1弾・第2弾と同様に5名の監督が下記のルールに則ってショートフィルムを製作し、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」でグランプリを目指すものとして企画される[14]

2022年12月8日、各作品(タイトルは後日発表)の主演俳優と共演キャストが発表された(下記の表を参照のこと)[15]

2022年12月13日、中川大志監督の作品のタイトルとストーリーが発表された(下記の表を参照のこと)[16]

2022年12月16日、玉木宏監督の作品のタイトルとストーリーが発表された(同上)[17]

2022年12月21日、野村萬斎監督の作品のタイトルとストーリーが発表された(同上)[18]

2022年12月27日、高良健吾監督の作品のタイトルとストーリーが発表された(同上)[19]

2023年1月6日、土屋太鳳監督の作品のタイトルとストーリーが発表された(同上)[20]。また、土屋の姉・弟も出演した[21]

2月18日と19日、23日に各作品ごとに劇場公開された[22]

7月14日、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2023」において、野村萬斎監督、窪田正孝主演作品『虎の洞窟』が、ジャパン部門「オーディエンスアワード」を受賞したことが発表された[23][24]

# 題名 主演 共演 監督 上映時間
1 CRANK-クランク- 中島歩 染谷将太
井浦新
柄本佑
河井青葉
廣木隆一
高良健吾 25分
2 COUNT 100 林遣都 瀬戸さおり 玉木宏 20分
3 Prelude〜プレリュード〜 土屋太鳳
有村架純
土屋炎伽
土屋神葉
土屋太鳳 25分
4 いつまで 井之脇海 板垣瑞生
林裕太
中川大志 23分
5 虎の洞窟 窪田正孝 勝村政信
梶原善
野村裕基
野村太一郎
野村萬斎 24分

アクターズ・ショート・フィルム4

[編集]
アクターズ・ショート・フィルム4
監督 千葉雄大
仲里依紗
福士蒼汰
森崎ウィン
製作 樋浦悠真
宮田幸太郎
和田圭介
製作総指揮 射場好昭
出演者 『ハルモニア』
一ノ瀬颯
工藤遥
ヒコロヒー
山崎樹範

『撮影/鏑木真一』
秋山竜次
杉本哲太
寛一郎

『イツキトミワ』
清水尋也
芋生悠
小澤征悦
木村了
伊澤彩織

『せん』
中尾ミエ
鈴木伸之
津田健次郎
制作会社 スタジオブルー
配給 WOWOW
公開 【配信】
2024年3月1日 0:00 -

【放送】
『ハルモニア』
2024年3月8日 23:30 -

『撮影/鏑木真一』
2024年3月15日 23:30 -

『イツキトミワ』
2024年3月22日 23:30 -

『せん』
2024年3月29日 23:30 -
上映時間 作品ごとに異なる。
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

アクターズ・ショート・フィルム4』は、WOWOW開局30周年を記念して企画されたプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』の第4弾として開催[25]。各作品の配信と放送は2024年3月に実施された[25]

概要

[編集]

過去3回のアクターズ・ショート・フィルム同様に5名(今回は4名)の監督が下記のルールに則って映画を製作し、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」のグランプリを目指す目的で企画される[25]

2023年12月26日に千葉雄大仲里依紗福士蒼汰森崎ウィンの4名が監督を務めることが発表された[25]。千葉は第2弾に続いて2度目となり、仲、福士、森崎は監督初挑戦となる[25]

2024年1月26日、各作品のタイトルと主演俳優が発表された(下記の表を参照のこと)[26]

2月7日、各作品の主演を彩る共演者の俳優が発表された(同上)[27]

6月17日冒頭に記載の通り、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2024」において、森崎ウィン監督、中尾ミエと鈴木伸之主演作品『せん(SEN)』が、ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)を受賞したことが発表された[3]

# 題名 主演 共演 監督 上映時間
1 ハルモニア 一ノ瀬颯 工藤遥
ヒコロヒー
山崎樹範
千葉雄大 25分
2 撮影/鏑木真一 秋山竜次 杉本哲太
寛一郎
仲里依紗 20分
3 イツキトミワ 清水尋也
芋生悠
小澤征悦
木村了
伊澤彩織
福士蒼汰 25分
4 せん 中尾ミエ
鈴木伸之
津田健次郎[注釈 1] 森崎ウィン 23分

ルール

[編集]
  • 映画製作にあたり、ルールは以下の通りとする[4]
    1. 尺は25分以内。
    2. 予算は全作共通。
    3. 原作物はなし。
    4. 作品には監督本人も出演すること。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 中尾ミエ演じるおばあさんの家で流れるラジオの音声として登場。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d “アクターズ・ショート・フィルム:磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來が監督挑戦 実力派キャスト続々… WOWOWで放送”. MANTANWEB (MANTAN). (2020年11月24日). https://mantan-web.jp/article/20201123dog00m200055000c.html 2020年11月24日閲覧。 
  2. ^ a b c d “磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來がWOWOWで短編の監督に挑戦”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年11月24日). https://natalie.mu/eiga/news/405909 2020年11月24日閲覧。 
  3. ^ a b “森崎ウィン監督初挑戦作「せん」がSSFFグランプリ 26年の歴史で俳優監督初受賞に涙”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2024年6月17日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202406170001193.html 2024年6月17日閲覧。 
  4. ^ a b アクターズ・ショート・フィルムとは”. WOWOW. アクターズ・ショート・フィルム. 2020年11月24日閲覧。
  5. ^ "WOWOW「アクターズ・ショート・フィルム」森山未來監督作が選出、国際短編映画祭へ". ステージナタリー. ナターシャ. 27 April 2021. 2021年4月27日閲覧
  6. ^ a b c d e "青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子がショートフィルムの監督に挑戦". 映画ナタリー. ナターシャ. 18 August 2021. 2021年8月18日閲覧
  7. ^ a b c d e "青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子、ショートフィルムの監督に挑戦". Real Sound映画部. blueprint. 18 August 2021. 2021年8月18日閲覧
  8. ^ "千葉雄大、伊藤沙莉、村上虹郎ら8名が「アクターズ・ショート・フィルム2」で主演". 映画ナタリー. ナターシャ. 29 October 2021. 2021年10月29日閲覧
  9. ^ "永山瑛太ら監督『アクターズ・ショート・フィルム2』、役所広司、奥平大兼らキャスト発表". クランクイン!. ブロードメディア. 29 October 2021. 2021年10月29日閲覧
  10. ^ "「アクターズ・ショート・フィルム2」放送・配信日が決定、ストーリーも明らかに". 映画ナタリー. ナターシャ. 14 December 2021. 2021年12月23日閲覧
  11. ^ "青柳翔・玉城ティナ・千葉雄大・永山瑛太・前田敦子「アクターズ・ショート・フィルム2」全作品がノミネート". ORICON NEWS. oricon ME. 28 April 2022. 2022年6月21日閲覧
  12. ^ "受賞情報". SSFF & ASIA 2022. ショートショート実行委員会. 2022年6月21日閲覧
  13. ^ a b c "伊藤沙莉が千葉雄大の監督した短編「あんた」で最優秀俳優賞に輝く". 映画ナタリー. ナターシャ. 21 June 2022. 2022年6月21日閲覧
  14. ^ a b "高良健吾・玉木宏・土屋太鳳・中川大志・野村萬斎、5人全員映画監督に初挑戦". ORICON NEWS. oricon ME. 5 September 2022. 2022年9月6日閲覧
  15. ^ a b 染谷将太&林遣都&有村架純&窪田正孝ら「アクターズ・ショート・フィルム3」に出演”. CinemaCafé.net. イード (2022年12月8日). 2022年12月8日閲覧。
  16. ^ 中川大志監督作品『いつまで』ポスタービジュアル&場面写真解禁”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年12月13日). 2022年12月13日閲覧。
  17. ^ 林遣都の“プロボクサー姿”を初公開、玉木宏が監督したショートフィルム『COUNT 100』”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年12月16日). 2022年12月16日閲覧。
  18. ^ 窪田正孝が“虎”になる!? 野村萬斎の監督作品に長男・裕基&野村太一郎も出演”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年12月21日). 2022年12月21日閲覧。
  19. ^ 中島歩×染谷将太共演、高良健吾監督作ビジュアル公開「アクターズ・ショート・フィルム3」”. CinemaCafé.net. イード (2022年12月27日). 2023年1月7日閲覧。
  20. ^ 土屋太鳳×有村架純、ASF3「Prelude」のポスター&場面写真”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年1月6日). 2023年1月7日閲覧。
  21. ^ "土屋太鳳初監督作品、姉・炎伽&弟・神葉出演決定 "人生初"3姉弟共演の実現に感謝つづる". モデルプレス. ネットネイティブ. 2023年2月11日. 2023年2月12日閲覧
  22. ^ "特別上映&監督登壇イベント". アクターズ・ショート・フィルム. WOWOW. 2023年2月3日. 2023年2月28日閲覧
  23. ^ ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023において「アクターズ・ショート・フィルム3」野村萬斎監督作品『虎の洞窟』が、ジャパン部門オーディエンスアワードを受賞”. WOWOW (2013年7月14日). 2023年8月16日閲覧。
  24. ^ 「アクターズ・ショート・フィルム3」野村萬斎監督×窪田正孝の『虎の洞窟』が受賞”. シネマカフェ. イード (2022年7月15日). 2023年8月16日閲覧。
  25. ^ a b c d e "仲里依紗&福士蒼汰&森崎ウィン、監督に初挑戦 千葉雄大は2度目「アクターズ・ショート・フィルム4」". シネマカフェ. イード. 26 December 2023. 2023年12月26日閲覧
  26. ^ "福士蒼汰初監督作に清水尋也&芋生悠 『アクターズ・ショート・フィルム4』主演俳優発表". Real Sound映画部. blueprint. 26 January 2024. 2024年1月26日閲覧
  27. ^ "『アクターズ・ショート・フィルム4』ポスター公開 工藤遥、津田健次郎ら追加キャストも". Real Sound映画部. blueprint. 7 February 2024. 2024年2月7日閲覧

外部リンク

[編集]