アコースティック・エイドリアン・ブリュー
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『アコースティック・エイドリアン・ブリュー』 | ||||
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エイドリアン・ブリュー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、ポップ・ロック、アコースティック音楽 | |||
時間 | ||||
レーベル | エイドリアン・ブリュー・プレゼンツ | |||
プロデュース | エイドリアン・ブリュー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
エイドリアン・ブリュー アルバム 年表 | ||||
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『アコースティック・エイドリアン・ブリュー』(原題:The Acoustic Adrian Belew)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、エイドリアン・ブリューが1993年に発表したアルバム。アコースティック・ギター弾き語りによる作品である。ブリューの自主レーベル「エイドリアン・ブリュー・プレゼンツ」から発売された[1]。
解説
[編集]過去のソロ・アルバムで発表された曲のセルフ・カヴァーが中心だが、ビートルズのカヴァー「恋におちたら」、ロイ・オービソンのカヴァー「クライング」、キング・クリムゾン名義で発表した「待ってください」のセルフ・カヴァーも含まれている[2]。また、「ピース・オン・アース」、「バーンド・バイ・ザ・ファイアー・ウィ・メイク」、「ドリーム・ライフ」は1994年発表のスタジオ・アルバム『ヒア』にも収録された[3]。「マーサ・アドアード」は、「ドリーム・ライフ」を逆回転した曲である[2]。
1995年5月19日には、キャニオン・インターナショナルからボーナス・トラック2曲を含む日本盤CDが発売された[4]。
マーク・アレンダーはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け、セルフ・カヴァー曲に関しては「新しい生命の吹き込まれた"The Man in the Moon"や"The Rail Song"といった曲を聴くと、新鮮味が感じられる」、「マーサ・アドアード」に関しては「予想を超える、驚くほど美しい曲」と評している[2]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はエイドリアン・ブリュー作。11.と12.は日本盤ボーナス・トラック[4]。
- ローン・ライノサラス - "The Lone Rhinoceros" - 2:37
- ピース・オン・アース - "Peace on Earth" - 2:49
- ザ・マン・イン・ザ・ムーン - "The Man in the Moon" - 2:12
- 汽車の歌 - "The Rail Song" - 3:42
- 恋におちたら - "If I Fell" (John Lennon, Paul McCartney) - 2:18
- バーンド・バイ・ザ・ファイアー・ウィ・メイク - "Burned by the Fire We Make" - 2:50
- 待ってください - "Matte Kudasai" (Adrian Belew, Bill Bruford, Robert Fripp, Tony Levin) - 2:18
- ドリーム・ライフ - "Dream Life" - 2:19
- オールド・ファット・キャデラック - "Old Fat Cadillac" - 3:13
- クライング - "Crying" (Roy Orbison, Joe Melson) - 2:39
- ヤング・ライオンズ - "Young Lions" - 2:44
- メン・イン・ヘリコプターズ - "Men in Helicopters" - 3:28
- マーサ・アドアード - "Martha Adored" - 2:20
脚注・出典
[編集]- ^ Adrian Belew - The Acoustic Adrian Belew (CD, Album) at Discogs
- ^ a b c Allender, Mark. “Acoustic Adrian Belew”. AllMusic. 2016年1月5日閲覧。
- ^ Adrian Belew - Here (CD, Album) at Discogs
- ^ a b “エイドリアン・ブリュー/アコースティック・エイドリアン・ブリュー”. CDJournal.com. 音楽出版社. 2016年1月5日閲覧。