アジ化銀(I)
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アジ化銀(I) | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 13863-88-2 |
PubChem | 61698 |
ChemSpider | 55601 |
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特性 | |
化学式 | AgN3 |
モル質量 | 149.888 g/mol |
外観 | 無色固体 |
密度 | 4.42 g/cm3, 固体 |
融点 |
250 °C, 523 K, 482 °F (爆発) |
沸点 | |
他の溶媒への溶解度 | 2.0×10-8 g/L |
構造 | |
結晶構造 | 斜方晶系、oI16[1] |
空間群 | Ibam, No 72 |
危険性 | |
主な危険性 | 爆発性 (E) 猛毒 (T+) |
NFPA 704 | |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
アジ化銀(I)(アジかぎん いち、英: silver(I) azide)は、化学式 AgN3 で表される銀の窒化物で、銀(I)アジドともいう。窒化銀(ちっかぎん) Ag3N と組成式が似ているため、混同されることがある。いずれも衝撃などが加わると爆発する性質がある。一時期はアジ化鉛が鉛公害問題で使用できなくなったことで代替品として用いられたが、コストが高いため、現在ではジアゾジニトロフェノール (DDNP) への移行が進みあまり使用されなくなっている。
合成法
[編集]出典
[編集]- ^ Marr H.E. III., Stanford R.H. Jr. (1962). “The unit-cell dimensions of silver azide”. Acta Crystallographica 15: 1313–1314. doi:10.1107/S0365110X62003497.
- ^ 井口昌亮 著、化学大辞典編集委員会(編) 編『化学大辞典』 1巻(縮刷版第26版)、共立、1981年10月、60頁頁。