アスキーソフトウェアコンテスト
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アスキーソフトウェアコンテストは1983年から計二回開催されたアスキーおよび月刊アスキー主催のパソコンゲームコンテストである。募集内容は、未発表でオリジナルのゲームプログラム。各コンテストの後、全グランプリ受賞作品および一部の優秀賞・入賞作品がアスキーより単独パッケージとして販売された。
第1回
[編集]作品の募集期限は1983年10月末日。石田晴久・糸井重里・久世光彦・タモリ・細野晴臣の5名が審査員を務めた[1]。審査結果は1984年2月18日発売の月刊アスキー3月号誌上にて発表され、以下の5作品がグランプリ受賞を果たした[2]。
- ウォーゲーム製作キット[注釈 1](FM-7):外山勝浩
- ウータンジュニア(PC-8801):玉川雄也
- ボコスカウォーズ(X1):住井浩司(ラショウ)
- ブーメラン(PC-8001):西川浩
- ストーンパニック(PC-6001):小野晶雄
その他、優秀賞10作品、入賞50作品が選ばれた[3]。
第2回
[編集]募集期限は1984年8月末日まで。嵐山光三郎・糸井重里・小林克也・河口洋一郎・小松左京の5名が審査員を務めた[4]。審査結果は1984年11月18日発売の月刊アスキー12月号誌上で発表され、以下の4作品がグランプリを受賞した[5]。
- エグゾアII ウォーロイド(X1):高田義広
- サンダーボール(コンストラクションピンボール)(PC-6001):吉田久
- コロン(PC-8801):池田友也
- ザ・キャッスル(FM-7):吉田功
その他、優秀賞7作品、入賞23作品が選ばれた[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「ウォーゲームコンストラクションキット」の名称で商品化されている。
出典
[編集]- ^ “コンテストグランプリを受賞した、シミュレーションRPGの先駆けとも言える「ボコスカウォーズ」”. AKIBA PC Hotline!. 2022年7月21日閲覧。
- ^ アスキー. “第1回アスキーソフトウェアコンテスト審査発表”. 月刊アスキー1984年3月号: 168-169頁.
- ^ アスキー. “第1回アスキーソフトウェアコンテスト審査発表”. 月刊アスキー1984年3月号: 170-172頁.
- ^ a b アスキー. “第2回アスキー・ソフトウェアコンテスト表彰式”. 月刊ログイン1985年2月号: 59頁.
- ^ アスキー. “第2回アスキーソフトウェアコンテストグランプリ決定!”. 月刊ログイン1985年1月号: 98-99頁.