アスクナ・セントロア
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アスクナ・セントロア | |
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情報 | |
用途 | スポーツ・文化施設 |
旧用途 | ワイン貯蔵庫 |
設計者 | リカルド・バスティダ |
延床面積 | 43,000 m² |
着工 | 1905年 |
竣工 | 1909年 |
改築 | 2001年 - 2010年 |
所在地 | スペイン・バスク州ビスカヤ県ビルバオ |
座標 | 北緯43度15分35秒 西経2度56分13秒 / 北緯43.25972度 西経2.93694度座標: 北緯43度15分35秒 西経2度56分13秒 / 北緯43.25972度 西経2.93694度 |
アスクナ・セントロア(バスク語: Azkuna Zentroa)は、スペイン・バスク州ビスカヤ県ビルバオにある複合施設。2015年までの名称はアルオンディガ・ビルバオ(スペイン語: Alhóndiga Bilbao)であり、アルオンディガとはスペイン語で穀物市場のことである。ビルバオの象徴的な建物のひとつである[1]。
歴史
[編集]バスク人建築家のリカルド・バスティダによって設計され、1909年にワイン貯蔵庫として開館した。1970年代には新しいワイン貯蔵庫の建設が完成し、1977年にはアルオンディガ・ビルバオが使用されなくなった[1]。公共施設(美術館)として使用したり、完全に解体するなどの案が出されたが、1994年には改築してスポーツ・文化施設として活用することが決定した。フランス人建築家のフィリップ・スタルクとティボ・マテューによって再設計され、2010年10月に再開館した。シネマコンプレックス、フィットネスジム、プール[2]、図書館、多目的ホール、雑貨店、レストラン、バルなどが入居している。
在任中の2014年に亡くなったビルバオ市長のイニャキ・アスクナを称えて、2015年3月にはアルオンディガ・ビルバオからアスクナ・セントロアに改称された[3]。
地理
[編集]ビルバオの中心的な広場であるモジュア広場からアラメダ・デ・レカルデ通りを南に向かい、アラメダ・デ・ウルキホ通りとの交差点南西角に位置する。交差点はアリキバル広場となっており、北側のブロックにはビスカヤ広場が存在する。ビルバオの中心駅であるビルバオ=アバンド駅からも徒歩圏内にある。ビルバオ・メトロの最寄り駅はモジュア駅である。
ギャラリー
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内部
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内部
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内部
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特徴的な柱
脚注
[編集]- ^ a b ビルバオ市における都市再生のチャレンジ 吉本光宏、国際交流基金「文化による都市の再生~欧州の事例から」報告書
- ^ プールの底はガラス張りであり、泳いでいる姿は下階からばっちりと見られている。
- ^ “AlhóndigaBilbao cambia su nombre a Azkuna Zentroa” (Spanish). ラ・バングアルディア (17 March 2015). 2016年10月17日閲覧。