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アストラ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アストラ』
エイジアスタジオ・アルバム
リリース
録音 1984年-1985年
ジャンル プログレッシブ・ロックハードロック
時間
レーベル ゲフィン・レコード
プロデュース マイク・ストーンジェフ・ダウンズ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 67位(米国・ビルボードチャート
  • 68位(英国・オフィシャルチャート)
  • 15位(日本・オリコンチャート
  • エイジア アルバム 年表
    アルファ
    (1983年)
    アストラ
    (1985年)
    ゼン・アンド・ナウ
    (1990年)
    ミュージックビデオ
    「Go」 - YouTube
    テンプレートを表示

    アストラ』 (Astra) は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドであるエイジア1985年に発表したアルバム。

    概要

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    ギタリストのスティーヴ・ハウは本作発表前にバンドを脱退し、スイス人であるマンディ・メイヤーと交代した。ハウによると、アルバムの発売前にレコード会社からアルバムで演奏して欲しいとアプローチを受けたが、アルバムの素材を聴いて断った。愛についての歌詞が少なく、アストラはこれまでのエイジアの作品と少し異なる。

    『アストラ』は日本では人気だったものの、人々の興味をひきつけられず、ビルボードで67位が最高と注目されなかった。ジョン・ウェットンも「なぜ急に売れなくなったのかわからない」と語っていた。

    アルバム発売後、ウェットンはエイジアを脱退し、メイヤーは再びエイジアで演奏することはなかった。バンドは『アストラ』に伴うコンサート・ツアーをキャンセル後、活動を終えた。バンドが活動を再開するのは、1990年まで待たねばならなかった。

    アルバムの解説によると、当初は「Arcadia」というタイトルを予定していたが、同じ時期にデュランデュランのサイモン、ニック、ロジャーによってアーケイディアのデビューが発表されたため変更したという[1]

    SFをテーマにアルバムのカバーで描かれた女性が出ているビデオが作られた「ゴー」は、ビルボードで最高46位となった。

    「カウントダウン・トゥ・ゼロ」のイントロで使われている効果音(Deep Note)は、THXのトレーラーで流れるサウンドロゴを借用している(英語版THXの記事も参照)。

    収録曲

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    サイド1
    1. ゴー - "Go" (Wetton/Downes) – 4:07
    2. ヴォイス・オブ・アメリカ - "Voice of America" (Wetton/Downes) – 4:27
    3. ハード・オン・ミー - "Hard On Me" (Wetton/Downes/Palmer) – 3:34
    4. ウィッシング - "Wishing" (Wetton/Downes) – 4:15
    5. ロックンロール・ドリーム - "Rock and Roll Dream" (Wetton/Downes) – 6:51
    サイド2
    1. カウントダウン・トゥ・ゼロ - "Countdown to Zero" (Wetton/Downes) – 4:14
    2. ラヴ・ナウ - "Love Now Till Eternity" (Wetton/Downes) – 4:11
    3. トゥー・レイト - "Too Late" (Wetton/Downes/Palmer) – 4:12
    4. サスピション - "Suspicion" (Wetton/Downes) – 3:45
    5. アフター・ザ・ウォー - "After the War" (Wetton/Downes) – 5:11

    パーソネル

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    出典

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    1. ^ MCAビクター『アストラ』(1992年) 伊藤秀世によるライナーノーツより