アドゥング
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アドゥングはウガンダ北西部のアルル人の弦楽器で、7~10あるいはそれ以上の弦を持つ様々な大きさのアーチ状をしたハープである[1][2]。エキドンゴやエネンガとも呼ばれる。
アドゥングは個人的な喜び、ナイトクラブやコンサートの音楽、精神病の治療、キリスト教の礼拝など、多彩な目的のために1人でボーカルの伴奏がつくこともあり、もしくはアンサンブルで演奏される。
その物理的な形はアフリカ独自の起源に由来する[3]。しかし、アドゥング音楽として一般的に知られている音楽の形式は、古典ヨーロッパ音楽の音階に直されたものであり、ウガンダにおける英国の存在の影響を含んでいる。
アドゥングに熟達した現代の演奏家にはウガンダのミュージシャン、ジェームス・マクブヤやアメリカのアーティスト、クリスタル・ブライトなどがいる[4]。
参考文献
[編集]- ^ Pandey, Ashish (2005). Encyclopaedic Dictionary of Music. New Delhi: Gyan Publishing House. p. 11. ISBN 8182052912 6 June 2013閲覧。
- ^ Klabunde, Martin (2011). Learn to Play the Adungu!: Bow Harp from Northern Uganda. Seattle: CreateSpace. ISBN 1463558589
- ^ Solomon, Thomas (2012). Nannyonga-Tamusuza, Sylvia A.. ed. Ethnomusicology in East Africa: Perspectives from Uganda and Beyond. Kampala: African Books Collective. p. 200. ISBN 997025135X 7 June 2013閲覧。
- ^ Mellor, JG (2012年). “Crystal Bright and The Silver Hands announce new album”. Shufflemag.com. Shuffle Magazine. 7 June 2013閲覧。