アニマルパスウェイと野生生物の会
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団体種類 | 一般社団法人 |
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所在地 | 東京都練馬区南大泉2-27-4 |
法人番号 | 2011105005476 |
主要人物 |
|
活動地域 | 日本 |
主眼 | 樹上動物をはじめとする野生生物の保全とアニマルパスウェイの普及を目的とし、その目的に資すること |
活動内容 | 樹上動物とアニマルパスウェイに関する啓発活動 他 |
ウェブサイト | https://www.animalpathway.org/ |
一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会(アニマルパスウェイとやせいせいぶつのかい、英: Animal-pathway & Wildlife Association、略称ApWA)は、森と命を繋ぐアニマルパスウェイの普及や設計支援を行うとともに[1]、広く森林の生物多様性保全の重要性を啓発・教育[2]している。
概要
[編集]当会は2004年に創設された任意団体アニマルパスウェイ研究会[3]が開発したアニマルパスウェイの普及の支援と樹上動物の保全を主たる目的として2012年に設立された非営利団体である。当会は道路などの直線的構造物で分断された森林に棲息する樹上性小動物のために開発された、廉価なアニマルパスウェイ(Animal-pathway)の設置を支援することにより、森林生態系を保全するための実践的支援とモニタリング、国内・世界への普及[4][5]を図ることを目的としている。当会の樹上性野生生物の保全を目的とした活動は、環境省による国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)の2014年の連携事業として認定された[6]。
事業概要
[編集]- 樹上動物とアニマルパスウェイに関する啓発活動
- アニマルパスウェイの計画、設置に関するコンサルティング業務
- アニマルパスウェイの調査、設計、モニタリング業務及びその支援事業
- 樹上動物及び野生生物の生態系や移動経路に関する調査、研究、保全、モニタリング事業[7][8]
- 各種自然保護団体の支援事業[9]
- 関連団体及び自治体等との情報交換、提携事業[10][11][12]
- 樹上動物、アニマルパスウエイ、野生生物に関する資料、物品、書籍等の企画、制作、発行、販売
脚注
[編集]- ^ グッドライフアワード2015環境大臣賞優秀賞 ”森と命を繋ぐ歩道橋「アニマルパスウェイ」の開発と普及”. 環境省. 2015年
- ^ エコプロ2017展示 アニマルパスウェイと野生生物の会
- ^ アニマルパスウェイ研究会
- ^ 経団連自然保護協議会後援シンポジウム 第2回 広げよう「野生動物の歩道橋」~コリドーで繋ぐ森と命~
- ^ 第2回シンポジウム報告書
- ^ グッドライフアワード2015 (2015年1月) 環境大臣賞、 "森と命を繋ぐ歩道橋「アニマルパスウェイ」の開発と普及",環境省,2018年6月11日閲覧。
- ^ 野生生物と交通 (2017年2月17日) 、"第16 回野生生物と交通 研究発表会 プログラム"、野生生物と交通、2018年6月11日閲覧。
- ^ 野生生物と交通研究(2015年1月15日) 、"第14 回野生生物と交通 研究発表会 プログラム"、野生生物と交通、2018年6月11日閲覧。
- ^ 国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)認定連携事業(第10弾)について
- ^ 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室 (2017年3月17日)、”国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)認定連携事業(第10弾)について”、環境省、2018年6月11日閲覧。
- ^ 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室 (2016年10月7日)、”生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)サイドイベント「国連生物多様性の10年の日」(UNDB-Day)及び国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)認定連携事業(第5弾)について”,環境省,2018年6月11日閲覧
- ^ 国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)認定連携事業(第10弾)について
出典
[編集]- 「アニマルパスウェイに関して、国内の各地から問い合わせをいただくようになってきた。そこで私たちは、アニマルパスウェイ研究会を「一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会」とし、それらに対応することにした。」|湊 秋作『ニホンヤマネ 野生生物の保全と環境教育』東京大学出版会、2018年、213頁。
- 湊 秋作『動物たちを救う アニマルパスウェイ』文研出版<文研じゅべにーる―ノンフィクション>、2017年、150,150頁。
- 『東洋経済CSR企業総覧2016年版 CSR基本・社会貢献・ガバナンス』、東洋経済新報社、2016年、1801頁。
- 『東洋経済CSR企業総覧2015年版 CSR全般編』、東洋経済新報社、2015年、1801頁。
参考文献
[編集]- 公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田卓也 イオン株式会社名誉会長相談役)は、2017年6月から8月にかけ第27回環境活動助成先の公募を行い、応募総数143団体の中から102団体へ合計9,500万円の助成を行うことを決定しました。|イオン株式会社(2018年2月1日)、 “第27回 環境活動助成先を決定しました~いのちあふれる美しい地球を次代.~ “. PRTIMES. 2018年6月11日 閲覧。
- 「実際に森が分断されると、遺伝子が濃くなって、絶滅していく可能性もある」(アニマルパスウェイと野生生物の会)|日テレNEWS24(2017年12月8日)、 “森の動物たち救う“専用の橋”は?“. 日本テレビ放送網株式会社. 2018年6月11日 閲覧。
- 「任意団体アニマルパスウェイ研究会は、現在一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会として活動をしています。」|ちいかんコラム(2015年4月17日)、"第24回フジサンケイ地球環境大賞特別賞を受賞 動物専用の橋「アニマルパスウェイ」で樹上性野生生物を保全"、株式会社地域環境計画、2018年6月11日閲覧。
関連書籍
[編集]- 『アニマルパスウェイ製作・建設ガイド ver.1.0』.一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会発刊.2017年3月