アバターシリーズ
アバター | |
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創作者 | ジェームズ・キャメロン |
初作品 | アバター |
所有者 |
20世紀スタジオ (ウォルト・ディズニー・スタジオ) |
期間 | 2009年–現在 |
映画・テレビ | |
映画 |
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ゲーム | |
コンピュータ ゲーム | |
その他 | |
アトラクション |
パンドラ - ザ・ワールド・オブ・アバター (ウォルト・ディズニー・ワールド) |
『アバター』(Avatar)シリーズは、ジェームズ・キャメロンが監督し、ライトストーム・エンターテインメントが製作、20世紀スタジオ(ウォルト・ディズニー・スタジオ)が配給するSF映画のシリーズ。世界観を共有するテレビゲームやテーマパークの乗り物などがある。
2009年12月18日に公開された第1弾『アバター』は、世界歴代1位の興行収入を記録している。『アバター』の公開1週間前の2009年12月11日に、20世紀フォックスからシリーズ化が発表された。
『アバター』の続編4作品は衛星パンドラを舞台としつつ各々で完全に独立した物語が展開される[1]。
映画
作品 | 公開日 | 監督 | 脚本家 | 製作 | 状態 |
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アバター | 2009年12月18日 2009年12月23日 |
ジェームズ・キャメロン | ジェームズ・キャメロン | ジェームズ・キャメロン ジョン・ランドー |
公開済み |
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター | 2022年12月16日[2][3][4] | ジェームズ・キャメロン リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー |
公開済み | ||
アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ | 2025年12月19日[5] | ジェームズ・キャメロン リック・ジャファ&アマンダ・シルバー |
ポストプロダクション[6] | ||
アバター4 | 2029年12月21日[5] | ジェームズ・キャメロン シェーン・サレルノ |
撮影中[7] | ||
アバター5 | 2031年12月19日[5] | 未定 |
アバター(2009)
舞台は2154年[8]。物語は、アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラを舞台にした壮大な戦いに焦点を当てている。パンドラでは、人間の入植者とパンドラの原住民であるナヴィが、地球の資源とナヴィの存続をめぐって戦争を繰り広げる。この映画のタイトルは、映画の登場人物たちが原住民と交流するために使用した、人造ナヴィを指している。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022)
1作目から10年後を舞台に、パンドラの海の民メトカイナ族のもとに身を寄せたジェイクたちと地球人の戦いを描く。本作は当初、2014年12月の公開が予定されていたが、何度か延期されたのち、最終的に2022年12月16日に公開されることが決定した[2][3]。制作は2017年8月に開始。2018年10月に終了した[9]。2022年12月16日に公開された[10]。
アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(2025)
3作目は2作目に続き、2025年12月19日に公開を予定している[5]。2010年半ばのインタビューでは、3作目はアルファ・ケンタウリ星系をより深く掘り下げていくことが示唆されていたが、脚本は2015年後半まで完成していなかったため、変更されている可能性がある。さらに2つの続編が計画されているが、その公開は第2作と第3作の成功にかかっている。
アバター4(2029)
4作目は2029年12月21日に公開を予定しており[5]、シェーン・サレルノが共同脚本を担当している。
アバター5(2031)
5作目が発表され、2031年12月19日に公開を予定している[5]。
その他メディア
アバター THE GAME(2009)
『アバター THE GAME』(Avatar: The Game)は、『アバター』(2009)の前日譚となるサードパーソン・シューティングゲームで、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシが役柄を再演している。キャスティングと音声制作はBlindlightが担当。まだタイトル未定の続編が製作中であることが報じられていた。
Toruk – The First Flight(2015)
『Toruk - The First Flight』は、『アバター』の何世紀も前を舞台にしたシルク・ドゥ・ソレイユによるツアー作品で、パンドラでナヴィ・エントゥとラルーが幼いトルークを飼いならそうとする姿が描かれている。
アバター:フロンティア・オブ・パンドラ(未定)
『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』(Avatar: Frontiers of Pandora)は、Massive Entertainmentが開発する一人称のアクションアドベンチャーゲーム[11]。当初は2022年に発売予定だったが、延期された[12]。
キャスト
アバター (2009)
- ジェイク・サリー - サム・ワーシントン
- ネイティリ - ゾーイ・サルダナ
- マイルズ・クオリッチ大佐 - スティーヴン・ラング
- グレイス・オーガスティン博士 - シガニー・ウィーバー
- パーカー・セルフリッジ - ジョヴァンニ・リビシ
- ノーム・スペルマン博士 - ジョエル・ムーア
- マックス・パテル博士 - ディリープ・ラオ
- Corporal Lyle Wainfleet - マット・ジェラルド
- モアト - CCH・パウンダー
- トゥルーディ・チャコン - ミシェル・ロドリゲス
- エイトゥカン - ウェス・ステュディ
- ツーテイ - ラズ・アロンソ
ウェイ・オブ・ウォーター
- トノワリ - クリフ・カーティス
- フランシス・アードモア将軍 - イーディ・ファルコ
- ミック・スコーズビー船長 - ブレンダン・カウエル
- イアン・ガーヴィン博士 - ジェマイン・クレメント
タイトル不明
- Dr. Karina Mogue - ミシェル・ヨー
- Varang - ウーナ・チャップリン
- ヴィン・ディーゼル[13]
- CJ・ジョーンズ
- デヴィッド・シューリス
評価
2009年12月18日に劇場公開された第1弾の製作費は2億3700万ドルでマーケティング費用は推定1億5000万ドルとなっている。本作は、全世界で27億8,979万6,974ドルの興行収入を記録し、長年世界歴代興収1位の座を維持してきた。その後「アベンジャーズ エンドゲーム」に世界興行収入で抜かれたが、中国市場で再上映されたことにより世界総興収が28億0020万ドルになり、再び首位に返り咲いた[14]。この映画は、ビデオゲームやガイドブック、その他関連グッズも多数発売されている。批評家からの評価も高く、多くの賞を受賞している。
興行成績
映画 | 公開日 | 興行収入総額 | 興行ランキング | 製作費 | 参照 | |||
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北米 | その他の地域 | 全世界 | 北米 | 全世界 | ||||
アバター | 2009年12月18日 2009年12月23日 |
7億6,050万7,625ドル | 20億2,917万2,169ドル | 27億8,967万9,794ドル | #3 | #2 | 2億3,700万ドル | [15] |
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター | 2022年12月16日 | 3億5000万〜4億ドル(推定) | [16] | |||||
アバター3 | 2025年12月19日 未定 |
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アバター4 | 2029年12月21日 未定 |
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アバター5 | 2031年12月19日 未定 |
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合計 | 7億6,050万7,625ドル | 20億2,917万2,169ドル | 27億8,967万9,794ドル |
批評
映画 | Rotten Tomatoes | Metacritic | CinemaScore [17] |
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アバター | 82%(316レビュー) | 83(38レビュー) | A[18] |
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター | 77%(391レビュー)[19] | 67(68レビュー)[20] | A[21] |
アバター3 | |||
アバター4 | |||
アバター5 |
受賞
カテゴリー | アバター |
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作品賞 | ノミネート |
監督賞 | ノミネート |
美術賞 | 受賞 |
撮影賞 | 受賞 |
編集賞 | ノミネート |
作曲賞 | ノミネート |
音響編集賞 | ノミネート |
録音賞 | ノミネート |
視覚効果賞 | 受賞 |
コミック・ブック
2017年5月6日、ダークホースコミックスは『FCBD 2017』と題したフリーコミックデイのワンショットを掲載した。『James Cameron's Avatar/Briggs Land』と題し、アバターの世界を舞台にした短編小説『Brothers』を収録した[22][23]。2019年1月から8月にかけて、ダークホースは『Avatar: Tsu'tey's Path』と題した6冊のミニシリーズを発行した[24] [25] [26] [27] [28] [29] [23]。『Tsu'tey's Path』は2019年11月27日にトレードペーパーバック形式で回収され、『Brothers』は付録として収録されている[23]。
テーマパーク
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
2017年、オーランド近郊のフロリダ州ベイレイクにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのテーマパーク「ディズニー・アニマル・キングダム」内に、「パンドラ - ザ・ワールド・オブ・アバター」と名付けられたテーマランドがオープンした。
東京ディズニーリゾート
2022年、東京ディズニーシー(東京ディズニーリゾート)内のロストリバーデルタに『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開を記念し、アバターをテーマにしたフードとキャラクターの等身大のオブジェクトを設置した[30]。
上海ディズニーリゾート
2022年、上海ディズニーリゾートにアバターをテーマにした展示「アバター: EXPLORE PANDORA」を公開した[31]。
脚注
- ^ “『アバター』続編映画4作品、いずれも独立した物語に ─ 主要舞台は衛星パンドラ、実写パートの撮影控える”. THE RIVER (2019年2月9日). 2022年9月4日閲覧。
- ^ a b Avatar [@officialavatar] (2020年8月13日). "@Oliviamont2018 @JimCameron December 16, 2022!". X(旧Twitter)より2022年12月10日閲覧。
- ^ a b “The ‘Avatar’ Sequels Have Been Delayed Again, So I Guess Things Are Returning to Normal”. Collider (2020年7月23日). 2020年8月23日閲覧。
- ^ “『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』日本の公開日が日米同時12.16(金)に決定!ポスター&圧倒的“超現実”を切り取った場面写真解禁!”. 20世紀スタジオ (2022年6月29日). 2022年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “『アバター』また公開延期!2031年の第5弾まで続く(シネマトゥデイ)”. Yahoo!ニュース. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “『アバター3』はすでに撮影済み!シリーズ5部作の今後は?”. シネマトゥデイ (2022年12月17日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ “『アバター』第4作が早くも撮影開始、ジェームズ・キャメロン監督が幕開けを報告”. THE RIVER (2022年9月12日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ Zach Baron (2022年12月16日). “ジェームズ・キャメロン、興行収入王の帰還”. GQ JAPAN. 2023年1月1日閲覧。
- ^ “Zoe Saldana Has Wrapped Filming, And Other Details About Avatar 2 And 3”. CINEMABLEND (13 June 2018). 2020年8月24日閲覧。
- ^ “ついに公開「アバター2」。リアルすぎる映像に脳みそバグった”. AV Watch (2022年12月16日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ “アバター フロンティア オブ パンドラ”. ユービーアイソフト. 2022年11月26日閲覧。
- ^ “映画「アバター」原作のアクションADV『Avatar: Frontiers of Pandora』2023年または2024年への発売延期が明らかに”. Game*Spark (2022年7月22日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “Culture Crave 🍿さんはTwitterを使っています: 「Vin Diesel is joining the world of James Cameron's ‘Avatar’ sequels」”. Twitter. 2023年1月1日閲覧。
- ^ “「アバター」が世界歴代興収1位に返り咲き 中国での再上映が影響”. 映画.com (2021年3月17日). 2023年8月24日閲覧。
- ^ “Avatar”. Box Office Mojo. November 4, 2018閲覧。
- ^ Marisa Dellatto (2022年12月16日). “制作費540億円の「アバター」続編は本当に観るべき映画か?”. Forbes JAPAN. 2022年12月18日閲覧。
- ^ “CinemaScore”. CinemaScore. November 4, 2018閲覧。
- ^ “CinemaScoreさんはTwitterを使っています: 「#ThrowbackThursday: Back in 2009, the original #Avatar movie scored an A CinemaScore grade. Will you be in theaters this weekend to catch the sequel, Avatar: The Way of Water? 」”. Twitter. 2023年1月1日閲覧。
- ^ Avatar: The Way of Water 2023年1月1日閲覧。
- ^ Avatar: The Way of Water 2023年1月1日閲覧。
- ^ “CinemaScoreさんはTwitterを使っています: 「We polled @officialavatar: The Way of Water and it scored an A grade! Congrats to @JimCameron, @zoesaldana, #SamWorthington, and the entire cast and crew! #CinemaScore」”. Twitter. 2023年1月1日閲覧。
- ^ “FREE COMIC BOOK DAY 2017: JAMES CAMERON'S AVATAR/ BRIGGS LAND”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ a b c “AVATAR: TSU'TEY'S PATH TPB”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “AVATAR: TSU'TEY'S PATH #1”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “AVATAR: TSU'TEY'S PATH #2”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “AVATAR: TSU'TEY'S PATH #3”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “AVATAR: TSU'TEY'S PATH #4”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “AVATAR: TSU'TEY'S PATH #5”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “AVATAR: TSU'TEY'S PATH #6”. Dark Horse Comics. Dark Horse Comics. 28 May 2020閲覧。
- ^ “東京ディズニーシー、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の世界を表現したメニューなどが登場”. マイライフニュース. 2022年12月12日閲覧。
- ^ “上海ディズニーランドでアバターをテーマとする展示『AVATAR: EXPLORE PANDORA』を開催”. jp.eastday.com. 2022年12月12日閲覧。
外部リンク
- アバター|20世紀スタジオ公式
- アバター:ウェイ・オブ・ウォーター|20世紀スタジオ公式
- 映画『アバター』公式 (@avatarmovie_jp) - X(旧Twitter)