アバンダン
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『Abandon』 | ||||
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ディープ・パープル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1997年~1998年 | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
EMI (UK) CMC International (US) | |||
プロデュース | ディープ・パープル/ロジャー・グローヴァー | |||
ディープ・パープル アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [1] |
『アバンダン』(原題:Abandon)はディープ・パープルが1998年春に発表した16枚目のスタジオ・アルバム。1994年に加入した3代目ギタリストのスティーヴ・モーズには2枚目、オリジナル・メンバーのジョン・ロードには最後のアルバムになった。
解説
[編集]「アバンダン」(Abandon)とは「永遠に去る、完全にあきらめる」の意味だが、本作のタイトルはイアン・ギランの"A band on"(「仕事中のバンド」という意味)という駄洒落に由来する。
「ブラッド・サッカー(Bludsucker)」は、『ディープ・パープル・イン・ロック』(1970年)に収録された同名曲(Bloodsucker)の再録音版である。このような旧作の再録音は彼等の他のスタジオ・アルバムには見られず、本作だけの特徴だった。
「ドント・メイク・ミー・ハッピー(Don't Make Me Happy)」は誤ってモノラルに仕上げられてしまったが、修正なしにそのまま発表された。異なる録音版がステレオでシングル発表された。
彼等は本作発表に続いて、1998年から1999年にかけて「ア・バンド・オン・ツアー」(A Band On Tour)と名付けたワールド・ツアーを行なった。再結成後15年にして初めてオーストラリア公演を行ない[注釈 1]、1999年4月20日のメルボルン公演を収録したライブ・アルバム「Total Abandon: Australia '99」と同名DVDを発表した。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はイアン・ギラン、スティーヴ・モーズ、ジョン・ロード、ロジャー・グローヴァー、イアン・ペイスの共作。
- エニ・フール・ノウ・ザット - Any Fule Kno That - 4:29
- オールモスト・ヒューマン - Almost Human - 4:26
- ドント・メイク・ミー・ハッピー - Don't Make Me Happy - 4:56
- セヴンス・ヘヴン - Seventh Heaven - 5:25
- ウォッチング・ザ・スカイ - Watching the Sky - 5:26
- フィンガーズ・トゥ・ザ・ボーン - Fingers to the Bone - 4:47
- ジャック・ルビィ - Jack Ruby - 3:48
- シー・ワズ - She Was - 4:19
- ホワッツアネーム - Whatsername - 4:26
- ’69 - '69 - 4:59
- イーヴル・ルイ - Evil Louie - 4:56
- ブラッドサッカー(ニュー・ヴァージョン) - Bludsucker (リッチー・ブラックモア、ギラン、グローヴァー、ロード、ペイス) - 4:27
メンバー
[編集]その他
[編集]- フロリダ州、アルタモントスプリングズ、グレッグライクスタジオにて、97-98年に録音
- プロデュース:ディープ・パープル/ロジャー・グローヴァー
- エンジニア:ダレン・シュナイダー
- エンジニア:キース・アンドリュース
- プラチナ・ポスト・スタジオにてミックス:ダレン・シュナイダー
- アシスタント・エンジニア:ケント・ハフナグル&シャノン・ブラディ
- マスターディスク制作:グレッグ・カルビ、ニューヨークにて
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ディープ・パープルとしては、第4期メンバーによる1975年の公演以来。