アベジャネーダ・パルティード
アベジャネーダ・パルティード Partido de Avellaneda | |
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ブエノスアイレス(白)とアベジャネーダ(緑) | |
座標 : 南緯34度40分 西経58度21分 / 南緯34.667度 西経58.350度 | |
歴史 | |
建設 | 1852年4月7日 |
行政 | |
国 | アルゼンチン |
州 | ブエノスアイレス州 |
パルティード | アベジャネーダ・パルティード |
地理 | |
面積 | |
パルティード域 | 55.17 km2 |
人口 | |
人口 | (2010年現在) |
パルティード域 | 340,985人 |
備考 | [1] |
その他 | |
等時帯 | UTC-3 (UTC-3) |
夏時間 | UTC-2 (UTC-2) |
郵便番号 | B1870 |
市外局番 | 11 |
アベジャネーダ・パルティード(スペイン語: Partido de Avellaneda)は、アルゼンチン・ブエノスアイレス州のパルティード(第2レベルの行政区分)である。政庁所在地はアベジャネーダ・セントロ(パルティード名称と区別するために、この項では単一の自治体をアベジャネーダ・セントロと呼ぶ)である。1904年に現行名称に改名されるまでは、バラカス・アル・スド・パルティード(南のバラック)という名称だった。現行名称はニコラス・アベジャネーダ元大統領に因んでいる。
地理
[編集]大ブエノスアイレス都市圏にあり、首都ブエノスアイレス市のすぐ南に位置している。面積は55.17km2であり、2010年の国勢調査による人口は340,985人である[1]。リアチュエーロ川がブエノスアイレス特別区とアベジャネーダ・パルティードを隔てており、両者は2本の橋で結ばれている。アベジャネーダ・パルティードの主要な通りであるミトレ通りは7月9日通りに接続しており、7月9日通りはプエンテ・プエイレドン橋でブエノスアイレスのバラカス地区とアベジャネーダ・パルティードを繋いでいる。ラプラタ川沿岸にはアベジャネーダ橋があり、ブエノスアイレスのイスラ・マシエル地区(ラ・ボカ地区の近隣)とアベジャネーダ・パルティードを繋いでいる。ラプラタ川に面し、ドック・スド、サランディ、ビジャ・ドミニコ、ウィルデに挟まれた一帯はアレア・レセルバ・シントゥロン・エコロヒコと呼ばれる湿地帯であり、現行の施設が満杯になった場合に廃棄物処理場が建設される。
地域
[編集]アベジャネーダ・パルティードは3つの都市と5つの地域に区分される。2001年の人口とともに記す。
アベジャネーダ・セントロ(アベジャネーダ) | 24,000 |
クルセシータ | 22,000 |
ドック・スド | 36,000 |
ヘルリ | 31,000 |
ピニェイロ | 27,000 |
サランディ | 61,000 |
ビジャ・ドミニコ | 59,000 |
ウィルデ | 66,000 |
スポーツ
[編集]アベジャネーダ・セントロにはCAインデペンディエンテとラシン・クルブが本拠地を置いており、両クラブはボカ・ジュニアーズ、CAリーベル・プレート、CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロとともにアルゼンチンのビッグ5に数えられている。インデペンディエンテのホームスタジアムであるエスタディオ・リベルタドーレス・デ・アメリカとラシン・クルブのホームスタジアムであるエスタディオ・フアン・ドミンゴ・ペロンは隣接している。サランディにはアルセナルFCが本拠地を置いており、2000年代以降に国内外でタイトルを獲得している。アルセナルのクラブカラーは水色と赤色であり、これはラシン・クルブ(水色)とインデペンディエンテ(赤色)のクラブカラーに由来する。下部リーグにはCAサン・テルモ、スポルティーボ・ドック・スド、CAビクトリアーノ・アレナスなどが在籍している。
ギャラリー
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コロニアル様式の劇場
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サランディにある鉄道博物館
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ミトレ通り
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ビジャ・ドミニコ駅
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隣接するふたつのスタジアム