アメリカ合衆国造幣局警察
表示
このページ名「アメリカ合衆国造幣局警察」は暫定的なものです。(2018年7月) |
アメリカ合衆国造幣局警察 | |
---|---|
United States Mint Police | |
造幣局警察の旗 | |
造幣局警察のパッチ | |
組織の概要 | |
設立年月日 | 1792年 |
管轄 | アメリカ合衆国連邦政府 |
本部所在地 | アメリカ合衆国 ワシントンD.C. |
人員 | 数百人[1] |
行政官 |
|
上位組織 | アメリカ合衆国造幣局 |
ウェブサイト | www.USMint.gov |
アメリカ合衆国造幣局警察(アメリカがっしゅうこく ぞうへいきょくけいさつ、英語: United States Mint Police, USMP)は、アメリカ合衆国の警察機関の一つ。財務省および造幣局の警備を担当する。1792年設立であり、最古の連邦法執行機関の一つでもある[2]。全国に展開可能な特殊対応チーム(Special Response Teams)も保有している[1]。
概説
[編集]造幣局警察は、ワシントンD.C.、フィラデルフィア、デンヴァー、サンフランシスコ、フォート・ノックス、ウェスト・ポイントの造幣局施設に保管されている、3,000億ドル以上の財務省と他政府機関の資産の防護、及び、2,800人以上の造幣局職員の護衛を任務とする[2]。加えて、合衆国憲法、ゲティスバーグ演説の守衛任務も帯びている[1]。第二次大戦以降は聖イシュトヴァーンの王冠の守衛も担っていたが、王冠は1978年1月6日、当時の大統領ジミー・カーターの命令によってハンガリーに返還された。現在は地元警察との共同訓練や、自転車を使ったパトロールも行っている[1]。
近年、造幣局とは関係のない行事の警備にも携わっている。例えば、二度の大統領就任式、ケンタッキーダービー、2002年のソルトレーク・シティ冬季五輪、国際通貨基金・世界銀行の会合[1] などがあげられる。2005年8月のハリケーン・カトリーナ襲来時はアトランタ連邦準備銀行ニューオーリンズ支店を警備した他、警察や州兵と共に救援活動に参加した[1]。
殉職者
[編集]氏名 | 日付 | 原因 |
---|---|---|
テッド・マーヴィン・シノールト(Ted Marvin Shinault)巡査 | オートバイ事故 |
関連項目
[編集]- アメリカ合衆国の警察
- アメリカ合衆国の連邦法執行機関
- 連邦予備警察
- アメリカ合衆国シークレットサービス
- アメリカ合衆国製版印刷局警察(BEP Police)
出典
[編集]- ^ a b c d e f Bailer, Bryn. Departments: A Closer Look at the United States Mint Police. Police: The Law Enforcement Magazine, December 2006. Last accessed 14-09-2017.
- ^ a b The United States Mint Police. Last accessed 29-02-2008.
- ^ “United States Department of the Treasury - United States Mint Police, U.S. Government, Fallen Officers”. The Officer Down Memorial Page (ODMP). 1 January 2018閲覧。