アリアナ・フランクリン
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アリアナ・フランクリン Ariana Franklin | |
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誕生 |
Mary Diana Narracott 1933年8月25日 ロンドン |
死没 | 2011年1月27日(77歳没) |
職業 | 作家、ジャーナリスト |
言語 | 英語 |
国籍 | イギリス |
ジャンル | 歴史ミステリ |
主な受賞歴 |
エリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞 2007年 『エルサレムから来た悪魔』 |
配偶者 | バリー・ノーマン(映画評論家) |
子供 | 二女 |
アリアン・フランクリン(Ariana Franklin、本名:ダイアナ・ノーマン〈Diana Norman〉、1933年8月25日 - 2011年1月27日[1])は、イギリスの作家、ジャーナリスト。主な執筆ジャンルは歴史ミステリ[1]。
1933年、ロンドンに生まれる。ザ・ブリッツ(ロンドン大空襲)から逃れるため、家族でデヴォンへ引っ越す[1]。父もまたジャーナリストだった。2人の娘の子育てのために郊外へ引っ越し、子育てをしながら中世の歴史や執筆業について学んだ[2]。アリアナ・フランクリンのペンネームで執筆する歴史ミステリの代表作は、12世紀を舞台とした検死医のアデリア・アギラールが主人公のシリーズ。
映画評論家のバリー・ノーマンと結婚し、2人の娘をもうけた。2011年1月27日に死去[1][3]。2013年に夫のバリーが妻の回顧録を出版した。
作品リスト
[編集]ダイアナ・ノーマン名義
[編集]- Fitzempress' Law (1980) - イングランド王 ヘンリー2世時代が舞台[1]
- King of the Last Days (1981)
- The Morning Gift (1985)
- Daughter of Lîr (1988)
- Pirate Queen (1991) - 16世紀のアイルランドの女海賊、グレイス・オマリーの人生を基にした作品[1]
- The Vizard Mask (1994) - ステュアート朝期のロンドンを舞台とした作品[1]
- Shores of Darkness (1996)
- Blood Royal (1998)
- メイクピース・ヘドリー シリーズ[1]
アリアナ・フランクリン名義
[編集]- City of Shadows (2006) - ロシア皇女アナスタシア・ロマノフを自称した精神病者アンナ・アンダーソンを主題とした作品[1]
- アデリア・アギラール シリーズ(東京創元社より吉澤康子の翻訳で刊行されている)
- エルサレムから来た悪魔 Mistress of the Art of Death (2007) - エリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞受賞作[1]
- ロザムンドの死の迷宮 The Death Maze (2008) - アメリカでのタイトルは"The Serpent's Tale"[1]
- アーサー王の墓所の夢 Relics of the Dead (2009) - アメリカでのタイトルは"Grave Goods"[1]
- A Murderous Procession (2010) - シリーズ最終作、アメリカでのタイトルは"The Assassin's Prayer" 、英国推理作家協会図書館ダガー賞受賞作[1][4]
ノンフィクション
[編集]- The Stately Ghosts of England (1963, 1977)
- Road from Singapore (1970, 1979)
- Terrible Beauty: Life of Constance Markievicz, 1868–1927 (1987)
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m ウィルソン, ローラ (2011年2月4日). “Diana Norman obituary”. ガーディアン 2012年12月7日閲覧。
- ^ “Ariana Franklin”. Random House. 2009年7月18日閲覧。
- ^ "Barry Norman's novelist wife dies aged 77", BBC News, 29 January 2011
- ^ “Ariana Franklin: winner of the 2010 CWA Dagger in the Library”. CWA. 17 August 2012閲覧。