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アリス・リッチ・ノースロップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アリス・リッチ・ノースロップと息子のジョン・ノースロップ

アリス・リッチ・ノースロップ(Alice Rich Northrop、結婚前の名Alice Belle Rich、1863年3月6日 - 1922年5月6日)はアメリカ合衆国の教育者、植物学者である。ノーベル化学賞受賞者、ジョン・ノースロップの母親である。

略歴

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ニューヨークで生まれた。ニューヨークの女子師範学校、ハンターカレッジの植物学の教授を務めた。1889年に、コロンビア大学の動物学の教授、ジョン・イザイア・ノースロップ (John Isaiah Northrop) と結婚した。夫とともに中米、カリブ諸島などを旅行し、バハマでヒガンバナ科Hymenocallis arenicolaキョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)の Chromolaena bahamensisなど、18種の新種植物を発見し記載した[1][2]。夫は2年後、息子の生まれた数日後に実験室の爆発事故で死亡した。教育者としては、師範学校の卒業生の教える生徒の自然教育のために、水槽や植物標本を教室に置くことを進め[3]、市内の生徒を2週間バークシャー山脈の農園で過ごさせる、Alice Rich Northrop Memorial Campをはじめたことなどで知られる[4][5]

著作

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  • "A Naturalist in the Bahamas (ca. 1910, in conjunction with husband John Isaiah Northrop)
  • Through Field and Woodland, a guide to upland flora in New England (1925)

参考文献

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  1. ^ Northrop, Alice Rich, 1864-1922. Papers, 1884-1916: A Finding Aid”. 2015年3月2日閲覧。
  2. ^ ノースロップが記載した植物リスト(IPNI)
  3. ^ The Story of Alice Rich Northrop”. 2015年3月2日閲覧。
  4. ^ ALICE RICH NORTHROP”. 2015年3月2日閲覧。
  5. ^ Northrop Camp”. 2015年6月4日閲覧。