アルシエル
表示
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2009年12月) |
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2023年7月) |
アルシエル(Alciel)は、カルデア人が信仰していた、地獄の最下層である第7層「ゲヘナ」に棲んでいるとされる暗黒の神。「黒い太陽」を象徴するといわれている。
元来はアシーエルという天使であったが、イスラエル人によってゲヘナの主とされた。
ゲヘナとは、旧約聖書「ネヘミヤ記」にも記載されており、エルサレムの城壁の南側にあるというヒンノムの谷の事をいう。古くから幼子が生贄として捧げられ続けた場所で、後世では街のゴミや動物、罪人の死体などの焼却場になっていった。そのことからゲヘナは地獄と同義語とされた。腐乱した死体や生ゴミに蝗がたくさん集まっていた事や、「奈落の王」という共通点から、アバドンと同一視される場合もある。
参考文献
[編集]- 『真・女神転生悪魔事典』 新紀元社、2003年、73頁。