アルツル・ハルチュニャン
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アルツル・ハルチュニャン Արթուր Հարությունյան | |
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生年月日 | 1979年1月20日(45歳) |
出生地 |
ソビエト連邦 アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国 ナゴルノ・カラバフ自治州 ステパナケルト |
出身校 |
アルツァフ大学 メスロプ・マシュトツ大学 |
所属政党 | 自由なる祖国 |
配偶者 | 既婚[1] |
子女 | 3人[1] |
親族 | アライク・ハルチュニャン(兄) |
在任期間 | 2023年9月18日 - 2024年1月 |
大統領 | サンベル・シャフラマニャン |
在任期間 | 2018年 - 2020年 |
大統領 | バコ・サハキャン |
国民議会議員 | |
在任期間 | 2020年3月31日 - 2023年9月11日 |
アルツル・イヴァニ・ハルチュニャン(アルメニア語: Արթուր Իվանի Հարությունյան[1]、1979年1月20日 - )は、国際的に未承認のアルツァフ共和国(別名ナゴルノ・カラバフ共和国)の政治家。2023年9月18日より同国国家大臣(首相に相当する)を務めた[2]。
元アルツァフ大統領のアライク・ハルチュニャンは兄[2]。
経歴
[編集]1979年1月20日、ソビエト連邦アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国ナゴルノ・カラバフ自治州の州都ステパナケルトに生まれる[1]。1999年にアルツァフ大学一般経済学部を、2007年にメスロプ・マシュトツ大学法学部をそれぞれ卒業した[1]。
1999年から2008年までアルツァフ税務局に勤務し、2009年に税務局副長官に任命された。2015年よりアルツァフ財務副大臣、2017年より財務大臣第一副官、2018年より財務大臣を務めた[1]。
2020年3月31日の総選挙で国民議会議員に選出された[1]。2023年9月11日に議員辞職を表明し[3]、1週間以内に撤回しなかったため議員資格を失った[4]。9月18日、サンベル・シャフラマニャン大統領によって国家大臣に任命された[2]。
2023年9月19日のアゼルバイジャン軍事攻撃を受けてアルツァフは1日で事実上降伏し、ハルチュニャンは2023年10月3日に他の政府高官とともにアルメニア入りしたことを自ら公表している[5]。以降、アルツァフは亡命政権状態となり、2024年1月23日までにシャフラマニャン大統領によって国家大臣を解任された[6]。
褒章
[編集]- ナゴルノ・カラバフ首相記念勲章[1]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h “ՀԱՐՈՒԹՅՈՒՆՅԱՆ ԱՐԹՈՒՐ ԻՎԱՆԻ”. アルツァフ議会. 2023年9月30日閲覧。
- ^ a b c “Artur Harutyunyan appointed as Karabakh state minister”. News.am. (2023年9月18日) 2023年9月30日閲覧。
- ^ “Artsakh MP Artur Harutyunyan steps down”. Panorama.am (2023年9月11日). 2023年9月30日閲覧。
- ^ “Artur Harutyunyan, ministre d'État d'Artsakh aux pouvoirs étendus”. Le Courrier d'Erevan. (2023年9月18日) 2023年9月30日閲覧。
- ^ “Four Karabakh leaders held in Azerbaijan, three more reach Armenia - agencies”. ロイター. (2023年10月4日) 2024年1月1日閲覧。
- ^ “«Հրապարակ». Արցախի նախկին պետնախարարն արտագաղթո՞ւմ է”. News.am. (2024年1月23日) 2024年1月23日閲覧。
先代 サンベル・シャフラマニャン 大統領と兼任 |
国家大臣 2023年 - 2024年 |
次代 アラム・サルキシャン |