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アルビレックス新潟シンガポール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルビレックス新潟シンガポール
原語表記 アルビレックス新潟シンガポール
愛称 White Swans
クラブカラー     オレンジ、    ブルー
創設年 2004年
所属リーグ シンガポールプレミアリーグ
ホームタウン シンガポール
ホームスタジアム ジュロン・イースト・スタジアム
収容人数 2,700
代表者 日本の旗是永大輔Chairman
監督 日本の旗吉永一明
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

アルビレックス新潟シンガポール(アルビレックスにいがたシンガポール、英語: Albirex Niigata Singapore)は、シンガポールを本拠地とするサッカーチーム。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するアルビレックス新潟の下部組織でもある。

概要

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2004年からシンガポールプレミアリーグ(旧称:Sリーグ)に参加。チームの目的として、同国でのサッカーのレベルアップへの貢献と、選手の国際経験の充実化を図ることを目指している。スローガンは「The reason.」(ここにある意味)。

選手は日本でスカウト・採用された選手と、アルビレックス新潟のスポンサーの1社であるNSGグループが運営する「JAPANサッカーカレッジ」(JSC)の在学者や卒業生から選抜されたメンバーが主体となった。

アルビレックス新潟や、それ以外のJリーグチームから若手の育成先として選手の派遣を受け入れつつ、Jリーグクラブを契約満了となった若手選手、前述のJSCの履歴を持つ選手などで構成される。また、選手だけでなく若手の指導者をチーム首脳に登用したり、Jリーグのベテラン選手をコーチ兼任で派遣または現地採用するなど、選手育成だけでなく指導者の育成も行っている。近年はアルビレックス新潟シンガポールから移籍後に東南アジアを中心で活躍する選手たちを次々と輩出しており、2010年11月のポルトガル2部リーグのCFベレネンセスとのパートナーシップ契約締結や、アジア諸国の代理人とのコンタクトを密にすることで、戦略的に海外で活躍する日本人選手を生み続けようとしている。

キヤノン・シンガポールPTEがメインスポンサーとなっている。当初はアルビレックス新潟からの財政援助を受けてきたが、現在は単体で黒字を確保している。

2011年にジャラン・ベサール・スタジアムで行われたリーグカップ (Singapore League Cup) 決勝戦でホーガン・ユナイテッドにPK戦の末勝利し優勝した。クラブにとって初のタイトル獲得となった。[1]

2013年2月5日、2013-14シーズンよりアルビレックス新潟バルセロナを設立し、カタルーニャ州4部リーグに参戦することが発表された。プロジェクトは日本スペイン交流400周年事業の一環として外務省の認可を受ける[2]

2016年、シンガポールで史上初となる四冠を達成した。2017年6月、ミャンマー代表と対戦した[3]

2017年、2年連続の四冠を達成した[4]

2018シーズンにレギュレーションが改定され、登録選手の年齢に制限がかけられることになった。具体的には全登録選手人数の50%ずつをU-21とU-23で構成しなければならず、オーバーエイジは1名に限り登録できることとなった[5]。また、日本人選手以外にもU-23のシンガポール人選手を登録が可能となったことにより[5]、2018シーズンに2名、2019シーズンに6名、2020シーズンは8名のシンガポール人選手を獲得した[6]

2018年のレギュレーション改定を機にシンガポール人選手の育成にも乗り出すこととなり、2019年にアルビレックス新潟シンガポール U-15[7]、2020年にアルビレックス新潟シンガポール U-17[6] をそれぞれ設立した。

歴史

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タイトル

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国内タイトル

国際タイトル なし

過去の成績

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年度 リーグ戦 カップ戦 その他
順位 勝点 試合 得点 失点 リーグカップ シンガポールカップ
2004 5位/10チーム 44 27 12 8 7 50 42 -
2005 5位/10チーム 44 27 12 8 7 50 33 -
2006 6位/11チーム 45 30 12 9 9 52 44 -
2007 8位/12チーム 35 33 9 8 16 45 49 1回戦敗退 -
2008 7位/12チーム 41 33 10 11 12 44 55 ベスト8 予選敗退 -
2009 7位/12チーム 38 30 11 5 14 38 47 予選敗退 4位 -
2010 7位/12チーム 37 33 9 10 14 31 42 1回戦敗退 ベスト8 -
2011 4位/12チーム 65 33 20 5 8 80 34 優勝 準優勝 -
2012 3位/13チーム 43 24 12 7 5 37 26 ベスト8 ベスト8 -
2013 3位/12チーム 46 27 13 7 7 36 28 ベスト4 4位 -
2014 5位/12チーム 44 27 13 5 9 51 40 ベスト8 ベスト8 -
2015 3位/10チーム 45 27 13 6 8 27 17 優勝 優勝 -
2016 1位/9チーム 50 24 16 2 6 50 24 優勝 優勝 シンガポール・コミュニティシールド 優勝
2017 1位/9チーム 62 24 20 2 2 70 16 優勝 優勝 シンガポール・コミュニティシールド 優勝
2018 1位/9チーム 66 24 21 3 0 69 17 - 優勝 シンガポール・コミュニティシールド 優勝
2019 4位/9チーム 41 24 12 5 7 36 25 - 予選敗退 シンガポール・コミュニティシールド 準優勝
2020 1位/8チーム 32 14 10 2 2 32 14 - - -
2021 2位/8チーム 46 21 13 7 1 50 19 - - -
2022 1位
2023 1位 62 24 20 4 4 86 20 - - -

現所属メンバー

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2022年4月24日現在[8]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
2 DF 日本 三本木達哉
3 DF 日本 針谷奎人
4 DF 日本 小林洵
5 DF 日本 大森大地
6 MF 日本 角田薫平
7 MF 日本 杉田将宏
8 MF 日本 出津真哉
9 FW シンガポール フィクリ・ジュナイディ
10 MF 日本 小林幹
11 FW 日本 田中幸大
13 MF 日本 高橋真広
14 DF 日本 国本玲央
15 DF 日本 川西翼
16 DF 日本 豊村翔吾
No. Pos. 選手名
17 FW シンガポール イルハン・ファンディ
18 FW シンガポール ニッキー・メルヴィン・シン
19 FW 日本 ファイロス・ハサン
21 GK シンガポール ハイロニザム
22 FW 日本 落合翔太
23 MF シンガポール ヒルマン・ノーヒサム
24 MF シンガポール ザマニ・ザムリ
25 DF 日本 松浦芳樹
26 MF 日本 深澤奏人
27 FW 日本 森颯樹
31 GK 日本 古賀貴大
51 GK 日本 山本佳唯
52 DF シンガポール ジュンキ・ケン・ヨシムラ

脚注

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  1. ^ シンガポール経済新聞 (2011年8月1日). “アルビレックス新潟S、リーグカップ優勝-クラブ設立8年目で初タイトル”. 2011年8月17日閲覧。
  2. ^ アルビレックス新潟バルセロナ 外務省公認事業プロジェクトに認定 アルビレックス新潟バルセロナ 2013年2月5日
  3. ^ サッカーキング (2017年6月6日). “クラブと代表が対戦、6月9日『アルビレックス新潟シンガポールvsミャンマー代表』開催”. 2017年11月22日閲覧。
  4. ^ アルビレックス新潟シンガポール (2017年11月26日). “シンガポールカップ決勝 PK戦までもつれ込む接戦を制し、今季4冠達成で締めくくる!!”. 2018年1月4日閲覧。
  5. ^ a b アルビレックス新潟シンガポール (2017年12月26日). “2018シーズン登録選手におけるレギュレーションについて”. 2018年1月4日閲覧。
  6. ^ a b アルビレックス新潟シンガポール U-17設立のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟シンガポール、2020年2月4日http://www.albirex.com.sg/ja/archives/38708/2020年2月26日閲覧 
  7. ^ 【Albirex Singapore COE U-15 トライアル実施について】』(プレスリリース)アルビレックス新潟シンガポール、2019年2月15日http://www.albirex.com.sg/ja/archives/34322/2020年2月26日閲覧 
  8. ^ Team”. アルビレックス新潟シンガポール. 2022年4月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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