アルフレッド・フェルドロース
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アルフレッド・フェルドロース(Alfred Verdross、1890年2月22日 - 1980年4月27日)は、オーストリア・インスブルック出身の法学者。
人物
[編集]ウィーン大学、ミュンヘン大学、ローザンヌ大学で学んだ。ウィーンではハンス・ケルゼンに学んだ。
1921年にウィーン大学の私講師に就任した後、同大学で学長まで昇進した[1]。研究対象は国際法、法哲学。
思想
[編集]自然法論を展開し、第二次世界大戦後の自然法の再生に力を尽くした[2]。
職歴
[編集]- 1921年 - ウィーン大学私講師
- 1924年 - 同員外教授
- 1925年 - 同正教授
- 1931年 - 同法学部長(~1932年)
- 1951年 - 同大学学長(~1952年)
- 1958年 - 同法学部長(~1959年)
役職
[編集]- 1950年 - オーストリア学士院会員
- 1952年 - 国際法学会副会長
- 1957年 - 国連国際法委員会委員(~1965年)
- 1958年 - ハーグ常設国際仲裁裁判所判事、ヨーロッパ人権裁判所判事
- 1959年 - 国際法学会会長
邦訳
[編集]- (原秀男・栗田陸雄)『自然法』(成文堂,1974年)