アルミランテ・グラウ (巡洋艦)
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アルミランテ・グラウ | |
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BAP Almirante Grau (CLM-81) | |
基本情報 | |
建造所 | オランダ スヒーダム造船所 |
運用者 | ペルー海軍 |
艦種 | 巡洋艦 |
級名 | デ・ロイテル級巡洋艦 |
艦歴 | |
起工 | 1939年9月5日 |
進水 | 1944年12月24日 |
竣工 | 1953年11月18日 |
就役 |
1953年11月18日 (オランダ海軍) 1973年5月 (ペルー海軍) |
要目 | |
基準排水量 | 9681トン |
満載排水量 | 12,196トン |
全長 | 187.32m |
最大幅 | 17.25m |
吃水 | 6.72m |
主機 | 蒸気タービン×2基 |
出力 | 85,000 shp / 63,000 kW |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
速力 | 32ノット |
乗員 | 953名 |
兵装 |
・ボフォース 152mm連装砲×4基 ・ボフォース 40mm連装機銃×2基 ・オトマートSSM発射筒×8基 |
アルミランテ・グラウ(BAP Almirante Grau (CLM-81))はペルー海軍の巡洋艦。
艦歴
[編集]1953年オランダ海軍のデ・ロイテル級巡洋艦「デ・ロイテル(De Ruyter)」として就役。1973年に退役。同年、チリがスウェーデン海軍の巡洋艦「イエータ・レヨン(Göta Lejon)」を購入したのに対抗して、ペルーが購入した。
ペルー購入後、「アルミランテ・グラウ」と改名された。この艦名は南米の太平洋戦争で活躍しアンガモスの海戦で戦死したペルーの提督ミゲル・グラウにちなんだものである。1973年7月11日、新しい母港カヤオに到着した。ペルー海軍での公式分類はミサイル軽巡洋艦(Crucero Ligero Misilero )である。
「アルミランテ・グラウ」はペルー海軍の艦隊旗艦となり、1985年から1988年までアムステルダムで近代化改装が行われた間は、同型艦の「アギーレ(Aguirre)」が「アルミランテ・グラウ」として旗艦の任務を引き受けた。1988年2月15日、旧「デ・ロイテル」のほうがカヤオに帰還し、それぞれ元の艦名に戻った。
「アルミランテ・グラウ」は2017年9月26日に退役した。艦名と艦隊旗艦の地位は、改ルポ級フリゲートの「モンテロ」に引き継がれた[1]。2019年にペルー海軍は「アルミランテ・グラウ」を博物館船として保存するとを発表していたが、2022年2月に同艦を売却すると発表[2]、同年8月に同艦はスクラップのため出港した[3]。
同型艦
[編集]- 「アギーレ(BAP Aguirre (CH-84)」- 1953年、オランダ海軍の「デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン (De Zeven Provinciën)」として竣工。1976年にペルーが購入、「アギーレ」と改名。1999年除籍。
脚注
[編集]- ^ 「海外艦艇ニュース ペルー海軍の旗艦が交代」 『世界の艦船』第870集(2017年12月号) 海人社
- ^ “Peru zet oude kruiser Hr.Ms. De Ruyter te koop” (オランダ語). marineschepen.nl (2022年2月15日). 2024年7月29日閲覧。
- ^ “Onverwachts einde: oude kruiser De Ruyter op weg naar sloop” (オランダ語). marineschepen.nl (2022年8月7日). 2024年7月29日閲覧。