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アル・オフェク級哨戒艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アル・オフェク級哨戒艦
アル・オフェク級
アル・オフェク級
基本情報
艦種 哨戒艦 (OPV)
建造所 STマリン
運用者  オマーン海軍
就役期間 2015年 - 就役中
建造数 4隻
前級 プロヴィンス級ミサイル艇英語版
要目
満載排水量 1,100 t[1]
全長 75 m[1]
最大幅 10.8 m[1]
吃水 3.3 m[1]
機関方式 CODELOD
主機 MTU 20V 8000 M91 ディーゼルエンジン ×2基
最大速力 25ノット[1]
航続距離 3,000海里[1]
乗員 66名[1]
兵装
搭載機 ヘリ甲板(中型ヘリ1機分[2]
C4ISTAR TACTICOS[4]
レーダー タレス VARIANT 2次元レーダー[4]
光学機器 タレス・ネーデルランド STIR 1.2 EO Mk 2[4]
電子戦
対抗手段
  • タレス Vigile 電波探知装置[4]
  • Lacroix Sylena マルチモードソフトキル・デコイシステム
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アル・オフェク級哨戒艦(アル・オフェクきゅうしょうかいかん、英語: Al-Ofouq class patrol vessel)は、オマーン海軍の哨戒艦 (OPV)の艦級。アル・シーブ級[5]またはアル・スィーブ級[6]と表記されることもある。プロヴィンス級ミサイル艇英語版の後継として4隻が建造された。

2012年4月にオマーン国防省が入札公告を実施し、ダーメン・スヘルデ造船所とインドのゴア造船所を破って、シンガポールのSTマリンが7億300万ドルで契約を獲得した[7]。 アル・オフェク級哨戒艦は、現在シンガポール海軍が使用しているフィアレス級哨戒艇(55m)の派生型(75m)をベースにしている。

ステルス性に配慮した設計で、上構側面の開口部にはRCSを低減するためのシャッターが装備されている[6]

同型艦

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艦番号 艦名 造船所 進水 就役 状態 備考
Z 20 アル・シーブ[5]
Al-Seeb
STマリン 2014年
1月29日[7]
2015年
3月31日[8]
就役中
Z 21 アル・シナース
Al-Shinas[8]
2014年
6月14日[7]
Z 22 サダーフ
Sadh
2014年
9月17日[7]
Z 23 ハサブ
Khassab
2016年
6月24日[2]
2016年
8月2日

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g Al-Ofouq-class Project Reference” (英語). Cofelyaxima Marine (2014年). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月21日閲覧。
  2. ^ a b ST Marine delivers Oman's final Al-Ofouq patrol vessel” (英語). IHS Jane's Defence Weekly. 2016年6月27日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ Naval Mid-Cal: Remote-control Cannon Proliferation at Sea” (英語). Armada International (2013年). 2014年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月14日閲覧。
  4. ^ a b c d Thales lands contract for Omani Patrol Vessels” (英語). Thales (2014年). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月21日閲覧。
  5. ^ a b 『世界の艦船 2016年7月号』海人社、2016年5月25日、29頁。 
  6. ^ a b 『世界の艦船 2017年10月号』海人社、2017年8月25日、59頁。 
  7. ^ a b c d ST Marine launches third Omani patrol vessel” (英語). IHS Janes. 2014年9月21日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ a b Oman accepts first Al-Ofouq patrol vessel, names second” (英語). IHS Jane's Defence Weekly. 2015年4月1日閲覧。[リンク切れ]