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アンガダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラーヴァナとアンガダ

アンガダ: अंगद, Aṅgada)は、インド叙事詩ラーマーヤナ』に登場するヴァナラ)族の王子。猿王ヴァーリンとその妃ターラーの子。性格は父に似ず、温厚。ヴァナラを代表する戦士。

ヴァーリンがラーマによって殺され、スグリーヴァキシュキンダーの王に復位したさい、ラーマの後見のもとで後継者として指名された。ラーヴァナとの間に起こった戦争では、ヴァジュラダンシュトラ、ナラーンタカ(ラーヴァナの王子の1人)、カンパナ、プラジャンガ、マハーパールシュヴァらの将を倒した。しかしクムバクムバカルナの子)の放った矢によって目を傷つけられて盲となった。