アングル (肌着メーカー)
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(アングル・ミユキから転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | アングル |
本社所在地 |
日本 〒582-0003 大阪府柏原市堂島町5-6 |
設立 | 1931年(昭和6年)3月1日 |
業種 | 繊維製品 |
法人番号 | 7122001023993 |
事業内容 | 高級肌着の企画、製造、販売 |
代表者 | 取締役社長 小林照雄 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 43億円(2007年現在) |
純利益 | 2100万円(2020年03月31日時点)[1] |
総資産 | 12億1000万円(2020年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 491名(2007年現在) |
主要株主 | 富士紡ホールディングス |
関係する人物 | 山本発次郎(創業者) |
外部リンク | https://www.angle-fujibo.net |
特記事項:創業は1894年(明治27年)・大阪にて。 2020年(令和2年) - 株式会社フジボウアパレルがアングル株式会社を吸収合併。 |
アングル株式会社(あんぐる、英称:Angle Co., Ltd. )は、かつて大阪府柏原市に本社を置いていた高級肌着の企画・製造・販売の企業である。現在は、フジボウアパレルのブランド名。
概要
[編集]白髪染めヘアカラー「パオン」で知られる山発産業の創業者、山本発次郎(初代)が、1894年(明治27年)に、大阪にてメリヤスの製造卸をおこなう「山発商店」を開く[注 1]。
創業当初より、麻製の肌着・下着で定評を持つと共に、1953年(昭和28年)には同社の基幹ブランド「アサメリー」[2]の名で、販売を展開すると共に、関西を中心にその名を知られた。1963年、アングルに商号変更。
1980年代中期以降、低価格による海外からの製品に流入により、採算が悪化。2002年(平成14年)に御幸毛織の傘下に入ると共に、社名をアングル・ミユキ株式会社に改名。また生産縮小に伴い、子会社工場の売却等を余儀なくされた。
2012年(平成24年)より富士紡ホールディングスの傘下企業となり、再び社名をアングル株式会社に戻している。
本場・大阪では老舗の下着・肌着メーカーとして知られており、かつては皇室から御愛顧を賜ったこともあるという。
2020年(令和2年)に株式会社フジボウアパレルが吸収合併し、企業としては126年の歴史に幕を下ろすが、アングルの名としてのブランドは残っている。
沿革
[編集]- 1894年(明治27年) - 大阪・安土町にて山本発次郎商店を創業。
- 1931年(昭和6年) - 法人組織に変更、株式会社山発商店を設立。
- 1946年(昭和21年) - 柏原市に柏原工場を新設。
- 1953年(昭和28年) - 同社ブランド「アサメリー」を創設。
- 1963年(昭和38年) - アングル株式会社に商号変更。
- 1989年(平成元年) - 本社ビル竣工。
- 2001年(平成13年) - 本社を船場センタービル内の大阪店に移転。
- 2002年(平成14年) - 御幸グループの傘下に入る。
- 2003年(平成15年) - アングル・ミユキ株式会社に商号変更。
- 2004年(平成16年) - 本社・大阪店を堺筋本町に移転。新感覚のメンズインナー「N-One(エヌワン)」発売。
- 2006年(平成18年) - 配送センターを柏原工場に集約。メンズインナー「ピエール・カルダン」、レディースインナー「ショーズ・シュシュ」発売。
- 2007年(平成19年) - レディースインナー「エクラヴィフ」発売。
- 2010年(平成22年) - 本社・大阪店を柏原工場内に移転。
- 2012年(平成24年) - 富士紡ホールディングス傘下に入り、再度社名をアングル株式会社に変更する。
- 2020年(令和2年) - 株式会社フジボウアパレルがアングル株式会社を吸収合併。
商品
[編集]- 「アサメリー」
- 「エアメリー」
- 「REGAL」
- 「N-One(エヌ・ワン)」
- 「ミラ・ショーン」
- 「ピエール・カルダン」
- 「PAUL&JOE」
- 「PAUL&JOE SISTER」
他
スポンサー番組(全て過去)
[編集]テレビでの提供はないが、2012年以降、新聞で広告活動を行っている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b アングル株式会社 第97期決算公告
- ^ 実際には、その後麻製の肌着は高騰化を招いたため、のちに原料が綿製に変わっている。