アンソニー・カーター (バスケットボール)
現役時代 (デンバー・ナゲッツ) のカーター | |
マイアミ・ヒート AC | |
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ポジション | PG |
役職 | アシスタントコーチ |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1975年6月16日(49歳) |
出身地 | ジョージア州アトランタ |
身長(現役時) | 185cm (6 ft 1 in) |
体重(現役時) | 86.2kg (190 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | ハワイ大学 |
ドラフト | 1998年 ドラフト外 |
選手経歴 | |
1999-2003 2003-2004 2004-2006 2006-2011 2011 2011-2012 |
マイアミ・ヒート サンアントニオ・スパーズ ミネソタ・ティンバーウルブズ デンバー・ナゲッツ ニューヨーク・ニックス トロント・ラプターズ |
指導者経歴 | |
2013-2015 2015-2016 2016-2018 2018- |
オースティン・スパーズ (AC) サクラメント・キングス (AC) スーフォールズ・スカイフォース (Dリーグ) (AC) マイアミ・ヒート (AC) |
Stats Basketball-Reference.com | |
アンソニー・カーター(Anthony Bernard Carter、1975年6月16日 - )はアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身の元バスケットボール選手。NBAのデンバー・ナゲッツなどで活躍した。ポジションはポイントガード。引退後、2013年からDリーグのオースティン・スパーズなどでアシスタントコーチを務め、現在はマイアミ・ヒートのアシスタントコーチを務めている。
略歴
[編集]高校を1年次に退学したが、サドルバック・コミュニティ・カレッジを経てハワイ大学に進学、1試合あたりアシスト数で大学記録を塗り替えるとともに史上10人目の1000ポイントも達成した[1]。
したのち1998年のNBAドラフトにエントリーしたが指名を受けることができず、CBAのヤカマ・サンキングスで1シーズンを過ごした後、マイアミ・ヒートと契約した。
2003年、エージェントの契約手続き上のミスにより、ヒートから放出されサンアントニオ・スパーズに移籍する(このエージェントは後に解雇された)。しかし、スパーズでは僅か5試合に出場した後にロスターから外され、その年はそれ以降出場機会を与えられることはなかった。
2004年からはミネソタ・ティンバーウルブズに移籍したが、活躍の場を与えられることもなく2007年4月12日にデンバー・ナゲッツにトレードされ、シーズン終了後にナゲッツからも放出された。翌シーズンはイタリアリーグで迎えることとなったが、8月29日に所属チームから放出され、2日後に再びナゲッツと契約した。
2007年12月20日のヒューストン・ロケッツ戦で、残り0.8秒で試合を決めるレイアップを沈めチームを112-111の逆転勝利に導くと、次第に出場時間を増やしてゆき、チームの信頼を得るようになる。結局その年は、出場時間に恵まれたこともあり、得点を始めとするほとんど全ての成績で過去最高を記録し、特にポイントガードながら1シーズンで28ブロックを記録した守備力は高く評価されるようになった。
2008年7月1日、フリーエージェントとなったがすぐにナゲッツとの再契約を結んだ[2]。2008-09シーズンは78試合に出場し、1試合平均22.9分に出場し5.3得点、4.7アシストを記録し、2009年8月14日、ナゲッツと1年130万ドルで再契約を果たした[3]。2009-10シーズンは54試合に出場、1試合あたり15.9分の出場で平均3.3得点、3.0アシストを記録、チームのノースウェストディビジョン2年連続制覇に貢献し[4]、2010年7月14日にナゲッツと1年130万ドル(リーグ最低年俸)で再契約を結んでいる[5][6]。
2011年2月22日、カーメロ・アンソニー、チャウンシー・ビラップス、シェルデン・ウィリアムス、レナルド・バークマンと共に、大型トレードに伴い、ニューヨーク・ニックスへ移籍。
2011年12月12日、 トロント・ラプターズと契約したが[7]、2012年3月15日、ウェーブされ[8]、10月に旧チームの デンバー・ナゲッツのトレーニングキャンプに参加したが[9]、最終ロースターに残ることが出来ず引退した[10]。
2013年Dリーグ、オースティン・スパーズとアシスタントコーチ契約を結んだ[11]。
2015年8月1日、サクラメント・キングスのアシスタントコーチに就任した。
2016年9月22日、Dリーグ(現Gリーグ)のスーフォールズ・スカイフォースのアシスタントコーチに就任した。
2018年9月21日、マイアミ・ヒートのアシスタントコーチに就任した。
プレースタイル
[編集]ディフェンス[12]、パス、リーダーシップに優れていると評価されている[3]。
脚注
[編集]- ^ “Basketball Star Provides Second Chances”. ハワイ大学 (2004年5月). 2010年11月10日閲覧。
- ^ “Nuggets Re-Sign Carter”. nba.com (2008年7月10日). 2010年11月10日閲覧。
- ^ a b “Nuggets Re-sign Point Guard Anthony Carter”. everyjoe.com (2009年8月14日). 2010年11月10日閲覧。
- ^ “Nuggets re-sign Carter, sign free-agent Williams”. nba.com (2010年7月15日). 2010年11月10日閲覧。
- ^ “Nuggets re-sign Carter, pick up Shelden Williams”. デンバー・ポスト (2010年7月15日). 2010年11月10日閲覧。
- ^ “Nuggets re-sign Carter and add ex-Celtic Williams”. ロイター (2010年7月15日). 2010年11月10日閲覧。
- ^ http://www.nba.com/raptors/news/20111212/21973/raptors-sign-free-agent-guard-anthony-carter
- ^ Pacers get Leandro Barbosa
- ^ Nuggets announce 2012 training camp roster
- ^ Denver Nuggets waive guards Anthony Carter, Ben Uzoh
- ^ Anthony Carter is now a D-League assistant coach
- ^ “Minnesota Timberwolves Re-Sign Free-Agent Guard Anthony Carter”. nba.com (2005年9月9日). 2010年11月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、Basketball-Reference、Eurobasket、RealGM