コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アンダー・ザ・グレイ・バナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アンダー・ザ・グレイ・バナー』
ドラゴンランドスタジオ・アルバム
リリース
録音 2009年9月 - 2011年8月 デンマーク リーベ ミスリル・マウンテン・スタジオ、スカルクリーヴァー・スタジオ、ハンセン・スタジオ[3]
ジャンル ヘヴィメタルパワーメタルプログレッシブ・メタル
時間
レーベル 欧州連合の旗AFMレコード
日本の旗キングレコード
プロデュース オロフ・モルク、エリアス・ホルムリッド
チャート最高順位
  • 241位(日本[2]
ドラゴンランド アルバム 年表
アストロノミー
(2006年)
アンダー・ザ・グレイ・バナー
(2011年)
テンプレートを表示

アンダー・ザ・グレイ・バナー』(Under the Grey Banner)は、スウェーデンヘヴィメタルバンドドラゴンランド2011年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。5年ぶりの新作に当たる[4]

背景

[編集]

ニクラス・マグナソン(ギター)とクリステル・ペーデシェン(ベース)の脱退後、ドラマーのイェッセ・リンドスコグがギターに転向し、ナイトレイジのベーシストのアンデシュ・ハマーと、アマランスのドラマーのモルテン・ローヴェ・ソレンセンが新メンバーとして迎えられた[1]。そして、バンドは2011年、ドイツのレーベル「AFMレコード」との契約を得た[5]

本作にはミュージカル俳優のフレッド・ヨハンソンスウェーデン語版や、アマランスのメンバーであるエリーゼ・リード、ジェイク・E、アンドレアス・ソルヴェストロームがゲスト参加した[1]。ジャケットおよびブックレットのイラストは、コンピュータゲーム『The Witcher』にも参加したビジュアル・アーティストのDamian Bajowskiが手がけた[1]。本作のストーリーは、バンドが2002年に発表した2作目のアルバム『ホーリー・ウォー』の続編に当たる[1]

反響・評価

[編集]

日本では2012年1月2日付のオリコンチャートで241位を記録した[2]。『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「オーケストレーションと物語性の壮大さは彼ら史上最大で、映画を観ているごとし」と評されている[4]

収録曲

[編集]

特記なき楽曲は作詞:オロフ・モルク/作曲:オロフ・モルク&エリアス・ホルムリッド。6.は日本盤ボーナス・トラック

  1. イルマリオン - Ilmarion – 3:18
    • 作詞:オロフ・モルク/作曲:エリアス・ホルムリッド
  2. シャドウ・オブ・ザ・ミスリル・マウンテンズ - Shadow of the Mithril Mountains – 5:44
  3. ザ・テンペスト - The Tempest – 4:12
  4. ア・サウザンド・タワーズ・ホワイト - A Thousand Towers White – 4:07
  5. ファイア・アンド・ブリムストーン - Fire and Brimstone – 4:31
  6. アット・ジ・イン・オブ・イーモン・ベイル - At the Inn of Éamon Bayle – 3:56
  7. ザ・ブラック・メア - The Black Mare – 6:13
  8. レディー・オブ・ゴールデンウッド - Lady of Goldenwood – 4:16
  9. ダーナーズ・フォージ - Dûrnir's Forge – 4:58
  10. ザ・トライアルズ・オブ・マウント・ファーナー - The Trials of Mount Farnor – 5:26
  11. スローン・オブ・ボーンズ - Throne of Bones – 1:46
  12. アンダー・ザ・グレイ・バナー - Under the Grey Banner – 8:04
  13. アイボリー・ショアーズ - Ivory Shores – 3:17

参加ミュージシャン

[編集]

ゲスト・ミュージシャン

  • アンナ・マリアン・ルンドベリ - ボーカル(「Duviel the Elf Queen」役)
  • フレッド・ヨハンソンスウェーデン語版 - ボーカル(「The King of Westmar」役)
  • エリーゼ・リード - ボーカル(「Sariel the Elf Princess」役)
  • アンドレアス・ソルヴェストローム - ボーカル(「Gargoth the Orcish Lord」役)
  • ジェイク・E - バッキング・ボーカル(on "The Black Mare")

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e Dragonland: New Song Available For Streaming”. Blabbermouth.net (2011年11月10日). 2022年1月4日閲覧。
  2. ^ a b c アンダー・ザ・グレイ・バナー - ドラゴンランド”. オリコン. 2022年1月4日閲覧。
  3. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  4. ^ a b ドラゴンランド/アンダー・ザ・グレイ・バナー”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年1月4日閲覧。
  5. ^ Dragonland Signs With Afm Records”. Blabbermouth.net (2011年2月28日). 2022年1月4日閲覧。