アンチヴァイラル
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アンチヴァイラル | |
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Antiviral | |
監督 | ブランドン・クローネンバーグ |
脚本 | ブランドン・クローネンバーグ |
製作 | ニヴ・フィッチマン |
製作総指揮 |
マーク・スローン ヴィクター・ロウイ |
出演者 |
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ サラ・ガドン |
音楽 | E・C・ウッドリー |
撮影 | カリム・ハッセン |
編集 | マシュー・ハンナム |
配給 | カルチュア・パブリッシャーズ=東京テアトル |
公開 |
2012年10月12日 2013年5月25日[1] |
上映時間 | 108分 |
製作国 | カナダ |
言語 | 英語 |
製作費 | CAD3,300,000[2] |
興行収入 | $61,808[3] |
『アンチヴァイラル』(原題:Antiviral)は、2012年制作のカナダのSFスリラー映画。
映画監督デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグの長編映画監督デビュー作[1]。
あらすじ
[編集]近未来の世界では、セレブリティが感染したウイルスを採取して彼らの熱狂的ファンに注射するマニア向け医療サービスが行われていた。そのサービスを行うクリニックの注射技師シドは、希少性の高いウイルスを自ら注射して体内に取り込み、秘かに外部へと持ち出し、ブローカーのアーヴィッドを通して闇市場に横流しして利益を上げていた。
そんなある日、彼は美貌のセレブ、ハンナの感染したウイルスを採取、いつものように注射して自らの体内に取り込むが、その後異様な幻覚症状に襲われ、自宅で意識を失う。さらに彼は、ハンナが突然死したことを知る。ハンナのウイルスを持つ唯一の人物となったシドは、彼女のウイルスを狙う何者かに追われる身となる。
やがて、ハンナのマネージャーのデヴと主治医アベンドロスと出会ったシドは、ハンナが実はまだ生きていること、ハンナは何者かによって未知のウイルスに感染させられて匿われていることを知らされたうえで、彼らへの協力を要請される。一連の出来事の背景には、彼の想像を絶する希少ウイルスをめぐる巨大な陰謀が渦巻いていた。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- シド・マーチ:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(玉木雅士)
- ハンナ・ガイスト:サラ・ガドン(山村響)
- アベンドロス医師:マルコム・マクダウェル(仲野裕)
- エドワード・ポリス:ダグラス・スミス(田丸裕臣)
- アーヴィッド:ジョー・ピングー
- ドリアン・ルーカス:ニコラス・キャンベル
- デヴ:シーラ・マッカーシー
- ミラ:ウェンディ・クルーソン
評価
[編集]- 第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品[4][5][6]
- 第37回トロント国際映画祭カナディアン第1回作品賞受賞[7]
脚注
[編集]- ^ a b “D・クローネンバーグの長男が監督デビュー!5月25日に公開”. 映画.com. (2013年3月9日) 2022年5月24日閲覧。
- ^ MacDonald, Gayle (6 September 2012). “Brandon Cronenberg Finds Inspiration in the Flu”. The Globe and Mail 22 August 2013閲覧。
- ^ Antiviral - Box Office Mojo
- ^ “2012 Official Selection”. Cannes. 2012年4月21日閲覧。
- ^ “Cannes seeing double Cronenbergs”. Toronto Sun. 2012年4月21日閲覧。
- ^ Kirkland, Bruce (9 September 2012). “Brandon Cronenberg Brings First Feature Film 'Antiviral' Home”. Toronto Sun 11 September 2012閲覧。
- ^ Nemetz, Andrea (17 September 2012). “Chester filmmaker wins TIFF award for Blackbird”. The Chronicle Herald. オリジナルの11 March 2014時点におけるアーカイブ。 22 August 2013閲覧。