アンデスフラミンゴ
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アンデスフラミンゴ | |||||||||||||||||||||||||||
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アンデスフラミンゴ Phoenicoparrus andinus
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保全状況評価[1][2][3] | |||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書II
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Phoenicoparrus andinus Philippi, 1854[3] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
アンデスフラミンゴ[4][5] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Andean flamingo[3][4][5] |
アンデスフラミンゴ (Phoenicoparrus andinus) は、鳥綱フラミンゴ目フラミンゴ科アンデスフラミンゴ属に分類される鳥類。
分布
[編集]アルゼンチン北西部、チリ北部、ペルー南西部、ボリビア南西部[5]
種小名andinusは「アンデスの」の意で、和名や英名(Andean)と同義。
形態
[編集]全長120センチメートル[4][5]。体重2-2.4キログラム。全身は淡赤色[5]。尾羽は白い[5]。初列風切や次列風切は黒い[5]。
生態
[編集]標高2,300 - 4,500メートルにある[3]、草原内の湖沼などに生息する[5]。非繁殖期には小規模な群れで生活し、食物を求めて放浪する[5]。
繁殖様式は卵生。主に12月から翌2月に、1個の卵を産む[3]。
人間との関係
[編集]鉱業による影響、天候不順や水利用による渇水、食用の乱獲、人間による攪乱などにより生息数は減少した[3]。1990年代中期までに生息数が激減したものの、2016年の時点では1990年代中期以降は生息数が安定していると考えられている[3]。1975年のワシントン条約発効時から、(1983年からはフラミンゴ科単位で)ワシントン条約附属書IIに掲載されている[2]。1970年代における生息数は、150,000羽と推定されている[5]。1980年代中期の生息数は50,000 - 100,000羽、1990年代中期の生息数は34,000羽と推定されている[3]。
出典
[編集]- ^ Appendices I, II and III (valid from 26 November 2019)<https://cites.org/eng> (downroad 17/05/2020)
- ^ a b UNEP (2020). Phoenicoparrus andinus. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (downroad 17/05/2020)
- ^ a b c d e f g h i BirdLife International. 2016. Phoenicoparrus andinus. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22697387A93611749. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22697387A93611749.en. Downloaded on 17 May 2020.
- ^ a b c d 小森厚 「フラミンゴ科の分類」『世界の動物 分類と飼育8 コウノトリ目+フラミンゴ目』黒田長久・森岡弘之監修、東京動物園協会、1985年、133-138頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 竹下信雄 「アンデスフラミンゴ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2001年、182-183頁。