アンドリュー・ローズ
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人物情報 | |
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生誕 |
1959年(64 - 65歳) カナダ |
市民権 |
カナダ イギリス アメリカ合衆国 |
出身校 |
トロント大学 学士(1981年) オックスフォード大学 修士(1983年) マサチューセッツ工科大学 博士(1986年) |
学問 | |
研究機関 |
カリフォルニア大学バークレー校 シンガポール国立大学 |
博士課程指導教員 |
ジェリー・ハウスマン スタンレー・フィッシャー オリヴィエ・ブランチャード ダニー・クア |
称号 | B.T. ロッカジュニア冠名誉教授 |
アンドリュー・ケナン・ローズ(Andrew Kenan Rose、1959年 - )[1][2][3]は、カナダ出身の経済学者。カリフォルニア大学バークレー校のB.T. ロッカジュニア冠名誉教授。専門は国際経済学、国際貿易論。
経歴
[編集]1977年にトロント大学トリニティカレッジに入学し、経済学と哲学を学ぶ[2]。1981年に学士号を取得したあと、英国のオックスフォード大学で計量経済学と国際金融論を学ぶ[2]。1983年に「カナダの外国為替への介入」という題目の論文で修士号を取得する[2]。その後、マサチューセッツ工科大学に進み、1986年にジェリー・ハウスマン、スタンレー・フィッシャー、オリヴィエ・ブランチャード、ダニー・クアの指導を受けて計量経済学と金融政策論を学び、Ph.D.を取得する[2]。その後、カリフォルニア大学バークレー校で長く教鞭をとり、2019年からシンガポール国立大学NUSビジネススクールの学部長を務めている[2]。
研究
[編集]国際貿易、国際金融、金融政策の研究に取り組んでいる。特に、国際貿易の実証分析に取り組み、グラビティ・モデルを利用して通貨同盟が国際貿易に与える影響や、国の債務危機が国際貿易に与える影響について検証した。
以下の書籍を編集した。
- (ピーター・イザード、アサーフ・ラジン)International Finance and Financial Crises. Springer, 2000.
- (伊藤隆敏) Growth and Productivity in East Asia. University of Chicago Press, 2004.
- (伊藤隆敏) International Trade in East Asia. University of Chicago Press, 2005.
- (伊藤隆敏)Monetary Policy with very low Inflation in the Pacific Rim. University of Chicago Press, 2006.
- (伊藤隆敏)Fiscal Policy and Management in East Asia. University of Chicago Press, 2007.
- (伊藤隆敏)International Financial Issues in the Pacific Rim. University of Chicago Press, 2008.
- (伊藤隆敏)Financial Sector Development in East Asia. University of Chicago Press, 2009.
- (伊藤隆敏)Economic Consequences of Demographic Change in East Asia. University of Chicago Press, 2010.
- (伊藤隆敏)Commodity Prices and Markets. University of Chicago Press, 2011.
出典
[編集]- ^ “Biography of Andrew K. Rose”. University of California, Berkeley. 2023年6月30日閲覧。
- ^ a b c d e f “Andrew K. Rose's Website”. Andrew K. Rose. 2023年6月30日閲覧。
- ^ “Andrew Rose”. CEPR. 2023年6月30日閲覧。