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アンドレス・ブランコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドレス・ブランコ
Andrés Blanco
テキサス・レンジャーズ時代
(2011年4月3日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 首都地区ミランダ州カラカス
生年月日 (1984-04-11) 1984年4月11日(40歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 内野手
プロ入り 2000年 アマチュア・フリーエージェントとしてカンザスシティ・ロイヤルズと契約
初出場 2004年4月18日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アンドレス・イーロイ・ブランコ・ペレスAndrés Eloy Blanco Perez, 1984年4月11日 - )は、ベネズエラカラカス出身のプロ野球選手。右投両打。現在は、フリーエージェント(FA)。

愛称はスペイン語を意味するウィテイ[1]

経歴

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プロ入りとロイヤルズ時代

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2000年カンザスシティ・ロイヤルズと契約してプロ入り。

2004年4月18日にメジャーデビューを果たした。

2006年9月29日に左を手術した[2]

2007年は、メジャーに昇格することなくマイナーでプレーした。

カブス時代

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2007年11月にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[3]

2008年は、傘下AAA級アイオワ・カブスでプレーした。オフにFAとなったが、12月に再契約を結び残留した[3]

2009年に2年ぶりにメジャーに昇格した。7月29日にメジャー初本塁打を放った。

レンジャース時代

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2010年3月27日にテキサス・レンジャーストレードで移籍した[3]。内野のユーティリティープレイヤーとして活躍した。

2011年11月4日にFAとなった[3]

ナショナルズ傘下時代

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2011年12月16日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。スプリングトレーニングには、招待選手として参加した[3][4]。3月29日に自由契約となった[3]

フィリーズ時代

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2012年3月31日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[3]

2013年11月4日にFAとなったが、11月20日にマイナー契約で再契約した[3]

2014年6月29日に傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスからメジャーに昇格した。3年ぶりにメジャーの舞台に立ったこの年は25試合に出場し、打率.277・1本塁打・3打点という成績を記録した。守備では一塁手を除く内野の各ポジションを万遍なく守った。

2015年も引き続き、内野のユーティリティとして起用され、自身初の3ケタ台となる106試合に出場した。打撃面では調子を維持し、打率.292・7本塁打・25打点を記録、本塁打・打点は自己最高だった。オフにFAとなったが、12月14日に1年300万ドルで再契約した[5]

2017年11月2日にFAとなった[6]

フィリーズ退団後

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2018年2月1日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[3]。3月31日に自由契約となった[3]

2018年4月2日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。開幕後は傘下AAA級コロラドスプリングス・スカイソックスに所属し、96試合の出場で打率.271、9本塁打、47打点の成績を残したが、メジャー昇格の機会はなかった[3]。オフの11月2日にFAとなった[3]

2018年12月5日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[3]。開幕後は傘下AAA級グウィネット・ストライパーズに所属し、118試合の出場で打率.262、19本塁打、61打点の成績を残したが、メジャー昇格の機会はなく、オフの11月4日にFAとなった[3]

2020年1月31日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだが、5月28日に自由契約となった[3]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2004 KC 19 67 60 9 19 2 2 0 25 5 1 2 1 0 5 0 1 6 0 .317 .379 .417 .795
2005 26 86 79 6 17 0 1 0 19 5 0 1 4 2 0 0 1 5 3 .215 .220 .241 .460
2006 33 96 87 9 21 4 1 0 27 9 0 1 3 0 5 0 1 14 2 .241 .290 .310 .601
2009 CHC 53 138 123 15 31 8 0 1 42 12 0 2 6 0 8 3 1 14 4 .252 .303 .341 .644
2010 TEX 68 185 166 17 46 10 1 0 58 13 0 2 3 2 11 1 3 24 0 .277 .330 .349 .679
2011 36 82 76 9 17 3 0 2 26 3 0 1 2 0 4 0 0 14 1 .224 .263 .342 .605
2014 PHI 25 53 47 4 13 5 0 1 21 3 0 0 4 0 2 1 0 6 4 .277 .306 .447 .753
2015 106 261 233 32 68 22 3 7 117 25 1 1 3 0 21 0 4 44 11 .292 .360 .502 .863
2016 90 209 190 26 48 15 1 4 77 21 2 3 0 1 11 0 7 41 7 .253 .316 .405 .721
2017 80 144 130 10 25 4 0 3 38 13 1 0 0 2 12 0 0 34 1 .192 .257 .292 .549
MLB:10年 536 1321 1191 137 305 73 9 18 450 109 5 13 26 7 79 5 18 202 33 .256 .310 .378 .688
  • 2018年度シーズン終了時

記録

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MLB

背番号

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  • 1(2004年 - 同年途中)
  • 3(2004年途中 - 同年終了、2010年 - 2011年)
  • 7(2005年)
  • 13(2006年、2009年)
  • 4(2014年 - 2017年)

脚注

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  1. ^ Breakdown of Phillies' Players Weekend names” (英語). MLB.com (2017年8月24日). 2017年11月28日閲覧。
  2. ^ Alan Eskew (2007年2月19日). “Blanco limited by shoulder injury” (英語). MLB.com. 2017年11月28日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o MLB公式プロフィール参照。2022年1月25日閲覧。
  4. ^ Bill Ladson (2011年12月20日). “Fulchino among Nats' Minor League signings” (英語). MLB.com. 2017年11月28日閲覧。
  5. ^ Jeff Todd (2016年12月14日). “Phillies Re-Sign Andres Blanco, Designate David Rollins”. MLB Trade Rumors. 2017年11月28日閲覧。
  6. ^ Key free agents for all 30 MLB teams MLB.com (英語) (2017年11月5日) 2017年12月27日閲覧

関連項目

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外部リンク

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