アンドレ=ジョゼフ・アラール
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アンドレ=ジョゼフ・アラール André-Joseph Allar | |
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アラールが制作したマルセイユのエストランジャン噴水 | |
生誕 |
1845年8月22日 フランス、トゥーロン |
死没 |
1926年4月11日 フランス、トゥーロン |
アンドレ=ジョゼフ・アラール(André-Joseph Allar、1845年8月22日 - 1926年4月11日)[1] はフランスの彫刻家である。
略歴
[編集]南フランスの軍港の街、トゥーロンで生まれた。父親はトゥーロンの工廠で働いていた。13歳まで印刷所で働いた後、トゥーロンで絵や彫刻を学び、マルセイユで建築家として働いていた兄のもとに移り、マルセイユの美術学校でも学んだ。さらにパリに移り、エコール・デ・ボザールに入学し、アントワーヌ・ローラン・ダンタン(Antoine Laurent Dantan: 1798-1878)やピエール=ジュール・カヴァリエの工房で学んだ。1869年に彫刻の部門でローマ賞を受賞し、イタリアに留学した。
マルセイユやトゥーロンなどで多くの作品を制作した。
1896年にレジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲した。1905年に芸術アカデミーの会員に選ばれた[2]。彼は80歳でトゥーロンで亡くなった。
作品
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リュクサンブール公園のフレデリック・ル・プレーの像
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マルセイユのカステラーヌ広場のモニュメント
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エストランジャン噴水の像
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ニースのニカイアの像
脚注
[編集]- ^ “André-Joseph Allar”. Artnet. 2 September 2018閲覧。
- ^ “André Joseph Allar”. Sotheby's. 2 September 2018閲覧。
参考文献
[編集]- Académie de Marseille, Dictionnaire des marseillais, Edisud, Marseille, 2001, (ISBN 2-7449-0254-3)
- Paul Masson, Encyclopédie des Bouches-du-Rhône, Archives départementales, Marseille, 17 volumes, from 1913 to 1937
- Adrien Blés, Dictionnaire historique des rues de Marseille, Jeanne Laffitte ed., Marseille, 1989, (ISBN 2-86276-195-8).
- Bruno Wuillequiey, Denise Jasmin, Luc Georget, Bénédicte Ottinger, Florence Dagousset and Gilles Mihière, Régis Bertrand, Marseille au XIXe, rêves et triomphes, Musées de Marseille (16 November 1991 – 15 February 1992), (ISBN 2-7118-2487-X)
- Régine Allar, La dynastie des Allar, Revue Marseille, 1982, N° 130, pages 138-143