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アンドロメダ座GY星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドロメダ座GY星
GY Andromedae
星座 アンドロメダ座
見かけの等級 (mv) +6.36
変光星型 りょうけん座α2
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) > 0.25 AU
離心率 (e) 0.47
公転周期 (P) 272.99
近点引数 (ω) 17.7°
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  01h 38m 31.8s
赤緯 (Dec, δ) +45° 23′ 59″
視線速度 (Rv) -0.3 ± 2.2 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -15.44 ± 0.71 ミリ秒/[1]
赤緯: -0.77 ± 0.64 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 6.23 ± 0.72 ミリ秒[1]
距離 約455 光年
(約140 パーセク
絶対等級 (MV) 0.64
物理的性質
半径 7 R
質量 18 M
自転周期 0.051135863788 年
(約 18.7 日)
スペクトル分類 B9 pCrEu
光度 20,000 L
表面温度 10,000 - 30,000 K
色指数 (B-V) +0.04
色指数 (U-B) -0.1
他のカタログでの名称
HD 9996, HIP 7651, HR 465, SAO 37393
Template (ノート 解説) ■Project

アンドロメダ座GY星(GY Andromedae, GY And)は、アンドロメダ座恒星で、りょうけん座α2変光星。明るさは6.27等級から6.41等級の間で変化する。また、恒星磁場の活動は23年程度という異常に長い周期での変動が見られる。

化学的特異星Ap/Bp星)に分類され、クロムユウロピウムのスペクトル線が特徴的だが、最も際立った特徴は、不安定な元素(半減期が17.7年以下)であるプロメチウム1階電離イオン輝線スペクトルが観測されることである[2]。プロメチウムは、より質量数の大きい超ウラン元素自発核分裂によって生成されると考えられる[3]

また、分光連星でもあることが1958年に発見された。約273日の周期、0.47の軌道離心率を持ち、主星と伴星の間は少なくとも3.74×107km(0.25AU)の距離があると見積もられる[4]

参考

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外部リンク

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