コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アンフォールド・ザ・フューチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アンフォールド・ザ・フューチャー』
ザ・フラワー・キングススタジオ・アルバム
リリース
録音 2002年6月 - 8月[1]
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル インサイド・アウト・ミュージック
プロデュース ドン・アザロ
専門評論家によるレビュー
ザ・フラワー・キングス アルバム 年表
レインメーカー
(2001年)
アンフォールド・ザ・フューチャー
(2002年)
ミート・ザ・フラワー・キングス
(2003年)
テンプレートを表示

アンフォールド・ザ・フューチャー』(Unfold the Future)は、スウェーデンプログレッシブ・ロックバンドザ・フラワー・キングス2002年に発表した7作目のスタジオ・アルバム

解説

[編集]

オリジナル・ドラマーのハイメ・サラザールの脱退に伴い、ソルタン・チョースが新ドラマーに起用された[2]。また、ペイン・オヴ・サルヴェイションのメンバーとして知られるダニエル・ギルデンロウが、ゲスト・ボーカリストとして参加した[3]

François Coutureはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け、アルバムの全体像に関して「このグループは一時的にハード・エッジなサウンドと戯れていたが、それはもう終わった。本作の音楽性は、よりジャズ色が強い」、31分に及ぶ「ザ・トゥルース・ウィル・セット・ユー・フリー」に関して「"Stardust We Are"や"Garden of Dreams"といった過去の大作よりも一貫性があり、コンサートでも重要な位置を占め、すぐにでもフラワー・キングスの代表曲とみなされるだろう」と評している[2]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「大作チューンをはさみつつ、時にジャジィだったりアヴァンギャルドだったりしつつ、2枚組のヴォリュームたっぷりに展開しまくる」と評されている[4]

収録曲

[編集]

特記なき楽曲はロイネ・ストルト作。

ディスク1

[編集]
  1. ザ・トゥルース・ウィル・セット・ユー・フリー "The Truth Will Set You Free" - 31:01
    • I. "Lonely Road"
    • II. "Primal Instincts"
    • III. "From the Sources"
    • IV. "Uphill"
    • V. "The Stars, the Sun, the Moon"
  2. モンキー・ビジネス "Monkey Business" - 4:23
  3. ブラック・アンド・ホワイト "Black and White" (Roine Stolt, Tomas Bodin) - 7:39
  4. クリスティアンオペル "Christianopel" (R. Stolt, T. Bodin, Jonas Reingold, Zoltan Csörsz) - 8:16
  5. サイレント・インフェルノ "Silent Inferno" - 14:21
  6. ザ・ナヴィゲイター "The Navigator" (R. Stolt, T. Bodin) - 3:39
  7. ヴォックス・フマナ "Vox Humana" - 4:44

ディスク2

[編集]
  1. ジェニー・イン・ア・ボトル "Genie in a Bottle" - 8:09
  2. ファスト・レーン "Fast Lane" (T. Bodin) - 6:33
  3. グランド・オールド・ワールド "Grand Old World" - 5:26
  4. ソール・ヴォルテクス "Soul Vortex" (R. Stolt, T. Bodin, J. Reingold, Z. Csörsz) - 4:38
  5. ローリング・ザ・ダイス "Rollin' the Dice" (T. Bodin) - 5:00
  6. ザ・デヴィルズ・ダンススクール "The Devil's Danceschool" (J. Reingold, Z. Csörsz) - 5:08
  7. マン・オーヴァーボード "Man Overboard" - 3:45
  8. ソリタリー・シェル "Solitary Shell" (R. Stolt, T. Bodin) - 2:50
  9. デヴィルズ・プレイグラウンド "Devil's Playground" (R. Stolt, T. Bodin) - 25:26

ヨーロッパ限定盤(IOMLTDCD 112)ボーナス・トラック

[編集]
  1. "Too Late for Tomatoes" (R. Stolt, T. Bodin, J. Reingold, Z. Csörsz) - 7:02

参加ミュージシャン

[編集]

ゲスト・ミュージシャン

脚注

[編集]
  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Couture, François. “Unfold the Future - The Flower Kings”. AllMusic. 2022年4月11日閲覧。
  3. ^ 日本流通盤CD (MAR 02766-7)ライナーノーツ(祖父尼淳)
  4. ^ フラワー・キングス/アンフォールド・ザ・フューチャー (2CD)”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年4月11日閲覧。

外部リンク

[編集]