アーノルド (テレビ番組)
アーノルド | |
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タイトルロゴ | |
ジャンル | ドキュメンタリー |
原案 | |
監督 | レスリー・チルコット |
作曲 |
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国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 1 |
話数 | 3 |
製作 | |
製作総指揮 |
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プロデューサー | クレイグ・レパス |
撮影監督 | ローガン・シュナイダー |
編集 |
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製作 |
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放送 | |
放送チャンネル | Netflix |
放送期間 | 2023年6月7日 | - 放送中
『アーノルド』(Arnold)は、Netflix製作によるアメリカ合衆国のドキュメンタリーシリーズである。ボディビルディング、ハリウッド、政治の世界で活動するアーノルド・シュワルツェネッガーの人生とキャリアが探られる[1][2][3][4]。
内容
[編集]『アーノルド』はアーノルド・シュワルツェネッガーの人生とキャリアに迫り、スターダムにのし上がったこと、ボディビルでの功績、俳優としての成功、そして政治家への転身が描かれる。シリーズは俳優の裏に隠された人物像に迫り、視聴者にシュワルツェネッガーの多面的な人生を包括的に理解させる。
出演者
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
- シルヴェスター・スタローン(楠大典)
- ジェームズ・キャメロン(山岸治雄)
- フランク・ゼーン(赤坂柾之)
- リンダ・ハミルトン(小林さとみ)
- アイヴァン・ライトマン(内野孝聡)
- ダニー・デヴィート(相馬康一)
- アルバート・ブセク(伊藤和晃)
- チャールズ・ゲインズ(伊藤和晃)
- ジョンジョン・パーク(内野孝聡)
- ジェイミー・リー・カーティス(今泉葉子)
- スーザン・ケネディ(今泉葉子)
- バーバラ・アウトランド・ベイカー(今泉葉子)
- エリック・モリス(相馬康一)
- ボール・ワッチャー(玉井勇輝)
- ジョー・マシューズ(いとうさとる)
- ダニエル・ジンガレ(星祐樹)
- 日本語吹替版スタッフ
演出:安江誠、翻訳:宮葉直子、調整:白鳥陽一、制作進行:橘谷友紀、スタジオ:グロービジョン
- 日本語字幕版スタッフ
翻訳:白鳥美幸
エピソード
[編集]通算 話数 | タイトル | 監督 | 放送日 | |
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1 | "パート1:競技者" "Part 1: Athlete" | レスリー・チルコット | 2023年6月7日 | |
戦後のオーストラリアで育ったアーノルドがボディビルの名声を手に入れ、アメリカン・ドリームを追い求めるきっかけとなった瞬間を振り返る。 | ||||
2 | "パート2:俳優" "Part 2: Actor" | レスリー・チルコット | 2023年6月7日 | |
障害を資産へと変えることに焦点を当てたアーノルドはハリウッドのスターダムへの道を辿り、自身の役柄、ライバル、そして実生活の恋愛物語を振り返る。 | ||||
3 | "パート3:アメリカ人" "Part 3: American" | レスリー・チルコット | 2023年6月7日 | |
メディアの厳しい監視、スキャンダル、夫婦間の不和の最中にあるアーノルドはカリフォルニア州知事としての野心的な8年間の任期中に政治改革に軸足を移す。 |
製作
[編集]シリーズはアレン・ヒューズのデフィアント・ワンズ・メディア・グループと監督のレスリー・チルコットのインヴェンテッド・バイ・ガールズにより製作された[5]。ドキュメンタリーのためにチルコットは1年半の間、1週間に3、4回にわたってFaceTimeでシュワルツェネッガーと話し、その後40時間以上のインタビューを収録した[6]。彼女はまたシュワルツェネッガーは編集上の監視をせず、どんな話題も禁じなかったと述べた[7]。チルコットは彼の州知事時代を30分しか取り上げず[6]、それについてもう1話を製作したかったが、その要求は却下された[7]。
公開
[編集]2023年5月、Netflixはシュワルツェネッガーの来歴についてのドキュメンタリーシリーズを告知し、全3話構成で公開すると述べた[8]。また告知に合せて予告編も公開した[9]。シリーズは2023年6月7日に配信された[10]。
評価
[編集]レビュー集積サイトのRotten Tomatoesでは26件の批評に基づいて支持率は73%、平均点は6.4/10となり、「シュワルツェネッガーの複雑な遺産に完璧に取り組むには『アーノルド』があまりにも従順すぎるとしても、彼の人生の基本的な事実は徹底的に面白いドキュメンタリーを作るのには十分魅力的である」とまとめられた[11]。
参考文献
[編集]- ^ Abrams, Simon. “Arnold movie review & film summary (2023) | Roger Ebert” (英語). RogerEbert.com. 2023年6月19日閲覧。
- ^ “'Arnold' review: Arnold Schwarzenegger gives a guided tour of his many lives in Netflix docuseries” (英語). CNN (2023年6月7日). 2023年6月19日閲覧。
- ^ “'Forget all the excuses': Arnold Schwarzenegger expresses regret over groping claims | Arnold Schwarzenegger | The Guardian”. amp.theguardian.com. 2023年6月12日閲覧。
- ^ White, Peter (2023年5月9日). “Arnold Schwarzenegger Docuseries From Lesley Chilcott & Allen Hughes Pumps Iron At Netflix”. Deadline. 2023年6月12日閲覧。
- ^ White, Peter (May 9, 2023). “Arnold Schwarzenegger Docuseries From Lesley Chilcott & Allen Hughes Pumps Iron At Netflix”. Deadline Hollywood. June 12, 2023閲覧。
- ^ a b King, Jack (June 9, 2023). “Arnold Schwarzenegger really is like that”. GQ. June 12, 2023閲覧。
- ^ a b Miller, Stuart (June 6, 2023). “Arnold Schwarzenegger wanted to talk about his affair and failures, documentary creators say”. Los Angeles Times. June 12, 2023閲覧。
- ^ Craig, David (May 10, 2023). “Arnold Schwarzenegger documentary is coming to Netflix”. Radio Times. June 12, 2023閲覧。
- ^ White, James (May 10, 2023). “Arnold Schwarzenegger Opens Up About Success And Failure In His Eponymous Documentary – See The Trailer”. Empire. June 12, 2023閲覧。
- ^ Murray, Tom (June 7, 2023). “Arnold Schwarzenegger claims he almost changed Terminator's most famous line”. The Independent. June 12, 2023閲覧。
- ^ “Arnold”. Rotten Tomatoes. October 1, 2023閲覧。