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アーロン・ドブソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アーロン・ドブソン
Aaron Dobson
refer to caption
マイアミ・ドルフィンズのディミトリ・パターソンをブロックするドブソン
基本情報
ポジション ワイドレシーバー
生年月日 (1991-07-23) 1991年7月23日(33歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ウェストバージニア州ダンバー
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 200 lb =約90.7kg
経歴
大学 マーシャル大学
NFLドラフト 2013年 / 2巡目全体59位
初出場年 2013年
初出場チーム ニューイングランド・ペイトリオッツ
所属歴
2013-2015 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2016 デトロイト・ライオンズ
2017* アリゾナ・カージナルス
*オフシーズンまたはプラクティススクワッドとしての所属のみ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第49回スーパーボウル
NFL 通算成績
レシーブ回数 53回
レシーブ獲得ヤード 698ヤード
TDレシーブ 4回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

アーロン・ドブソン(Aaron Dobson 1989年1月11日- )はウェストバージニア州ダンバー出身の元アメリカンフットボール選手。NFLニューイングランド・ペイトリオッツ等に所属していた。現役時代のポジションはワイドレシーバー

経歴

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プロ入りまで

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ウェストバージニア州ダンバーに生まれた彼は、同州サウスチャールストンの高校に進学し、通算108レシーブで2,365ヤードを獲得、32TDをあげるとともに、ディフェンスでは10インターセプト、最終学年には45レシーブで1,298ヤードを獲得、17TDレシーブ、7インターセプトをあげた[1]

2009年、国際アメリカンフットボール連盟オハイオ州カントンで開催したU-19世界選手権のアメリカ代表にデビッド・ウィルソンなどとともに選ばれ、優勝した[2]。同年マーシャル大学に進学、シーズン終盤までは出番は限られたものであった。2年次の2010年にはチームトップの44回のレシーブで680ヤードを獲得、5TDをあげた。3年次の2011年には、チームトップの49回のレシーブで668ヤード、カンファレンスUSA2位タイの12TDをあげた。またビーフ・オー・ブレイディーズボウルのMVPに選ばれた[1][3]。その年の東カロライナ大学戦ではバックハンドの片手でTDレシーブをあげたが、そのプレーはESPNより、その年のカレッジフットボールのベスト10プレーの1つに選ばれた[4]。4年次の2012年にはカンファレンスUSAのセカンドチームに選ばれ[5]シニアボウルにも出場した[6]

大学4年間で165レシーブ、2,398ヤードを獲得、24TDをあげた[7]

ニューイングランド・ペイトリオッツ

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2013年NFLドラフト2巡でニューイングランド・ペイトリオッツに指名されて6月20日に契約を結んだ[8]

ハムストリングを痛めたため、開幕戦は欠場した[9]。プロデビュー戦となった第2週のニューヨーク・ジェッツ戦の第1Qに最初に出場したプレーで、トム・ブレイディからの39ヤードのTDレシーブをあげた[10]。第9週のピッツバーグ・スティーラーズ戦では前週まで1試合あたりのレシーブで70ヤード以上を獲得したことのなかった彼は、5回のレシーブで130ヤード、80ヤードのTDを含む2TDをあげた[11]。第12週のデンバー・ブロンコス戦で足を負傷し[12]、第13週から欠場している[13]。1年目は37回のレシーブで519ヤード、4TDをあげた[14]

2014年3月に足首の手術を受けた。そのためオフシーズンのワークアウトに参加できず、8月11日にトレーニングキャンプに合流した。開幕から12試合中8試合でインアクティブであった。第13週のグリーンベイ・パッカーズ戦でハムストリングスを痛めて故障者リスト入りし[14]、チームは第49回スーパーボウルで優勝したが、出場はかなわかった[15]

脚注

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  1. ^ a b BIO”. herdzone.com. 2013年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月23日閲覧。
  2. ^ Dobson, Team USA roll”. herald-dispatch.com (2009年7月7日). 2013年12月23日閲覧。
  3. ^ Marshall Wins 2011 Beef `O' Brady's Bowl”. herdzone.com (2011年12月20日). 2017年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月23日閲覧。
  4. ^ Andrew Ramspacher (2012年1月3日). “Aaron Dobson's 'Catch' is one of ESPN's top plays of the year”. herald-dispatch.com. 2013年12月23日閲覧。
  5. ^ Herd Football Has Nine Named to All-Conference, All-Freshman Teams”. herdzone.com (2012年12月4日). 2013年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月23日閲覧。
  6. ^ Kenneth Arthur (2013年1月17日). “Senior Bowl 2013: Marshall WR Aaron Dobson a sleeper pick”. SB NATION. 2013年12月23日閲覧。
  7. ^ College Football Stats”. sports-reference.com. 2013年12月23日閲覧。
  8. ^ ペイトリオッツ、2巡指名WRドブソンと契約”. NFL JAPAN (2013年6月21日). 2013年12月23日閲覧。
  9. ^ Erin Weaver (2013年9月7日). “Patriots rookie Aaron Dobson out Week 1”. スポーツ・イラストレイテッド. 2013年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月23日閲覧。
  10. ^ Luke Hughes (2013年9月12日). “Aaron Dobson’s First Career Catch Goes for 39-Yard Touchdown in Patriots-Jets Game”. nesn.com. 2013年12月23日閲覧。
  11. ^ Socci On Toucher & Rich: Aaron Dobson’s Coming-Out Party vs. Steelers”. CBS (2013年11月4日). 2013年12月23日閲覧。
  12. ^ Patriots Wednesday injury report: Aaron Dobson misses practice with foot injury”. WEEI (2013年11月27日). 2013年12月23日閲覧。
  13. ^ Aaron Dobson Hopeful He Can Play Sunday Vs. Ravens”. CBS (2013年12月19日). 2013年12月23日閲覧。
  14. ^ a b Jeff Howe (2014年12月4日). “Aaron Dobson (hamstring) to be placed on injured reserve”. ボストン・ヘラルド. 2015年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月6日閲覧。
  15. ^ Woody Woodrum (2015年1月29日). “Super Bowl features Herd ties with Seahawks, Patriots”. HERD Insider(マーシャル大学のスポーツサイト). 2015年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月6日閲覧。

外部リンク

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