イアン・ハンター (歌手)
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イアン・ハンター Ian Hunter | |
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イアン・ハンター(2010年) | |
基本情報 | |
出生名 | Ian Hunter Patterson |
生誕 |
1939年6月3日(85歳) イングランド シュロップシャー州オスウェストリー |
ジャンル | ロック、ハードロック、グラムロック |
職業 | シンガーソングライター、ミュージシャン |
担当楽器 | ボーカル、ギター、ピアノ、ハーモニカ、ベース |
活動期間 | 1958年 - |
レーベル | Yep Roc、Jerkin' Crocus、クリサリス、アイランド、CBS、コロムビア |
共同作業者 |
モット・ザ・フープル ミック・ロンソン Ringo Starr & His All-Starr Band デヴィッド・ボウイ |
公式サイト |
www |
著名使用楽器 | |
ボールドウィン・ピアノ・カンパニー フェンダー・ストラトキャスター ギブソン・レスポール ギブソン・SG モズライト 高峰ギター |
イアン・ハンター(Ian Hunter、1939年6月3日 - )[1][2][3]は、イングランドのシンガーソングライター。イギリスのロック・バンド、モット・ザ・フープルのリード・シンガーとして1969年の結成から1974年の解散まで、また2009年時点の再結成において在籍したことで最もよく知られている。ハンターはモット・ザ・フープル加入前からミュージシャンにしてソングライターとして活動しており、バンド脱退後も変わることなくこのスタイルを継続している。健康状態が良くなく、商業的成功に対して幻滅していたにもかかわらず、ソロ・キャリアへと乗り出した。「ジギー・スターダスト・アンド・ザ・スパイダーズ・フロム・マーズ」時代からデヴィッド・ボウイのサイドマンにしてアレンジャーであったミック・ロンソンと、よくコラボレーションにより活動した[4]。
モット・ザ・フープルは一定の商業的成功に達し、少数ながら熱心なファン層を魅了した。ハンターはソロ・アーティストとして、あまり知られていないことであるがロック・メインストリームの外側でより広範囲にわたり活動していた。彼の最もよく知られるソロ曲は「Once Bitten, Twice Shy」[5]と「Cleveland Rocks」である。
ハンターは2015年に初来日公演を行った。1980年代半ばから日本に在住しているモット・ザ・フープルの元キーボーディスト、モーガン・フィッシャーがゲストとしてアンコールに登場した。
ディスコグラフィ
[編集]ソロ・アルバム
[編集]- 『双子座伝説』 - Ian Hunter (1975年)
- 『流浪者 (ながれもの)』 - All American Alien Boy (1976年)
- 『オーヴァーナイト・エンジェルス』 - Overnight Angels (1977年)
- 『バイオレンスの煽動者』 - You're Never Alone with a Schizophrenic (1979年)
- 『ウェルカム・トウ・ザ・クラブ』 - Welcome to the Club (1980年) ※ライブ
- 『双璧のアウトサイダー』 - Short Back 'n' Sides (1981年)
- 『孤独のハンター』 - All of the Good Ones Are Taken (1983年)
- 『一匹狼』 - YUI Orta (1990年) ※with ミック・ロンソン
- BBC Live in Concert (1995年) ※ライブ
- Dirty Laundry (1995年)
- The Artful Dodger (1996年)
- 『ザ・ベスト・オブ・イアン・ハンター - ワンス・ビトゥン・トゥワイス・シャイ』 - Once Bitten Twice Shy (2000年) ※コンピレーション
- 『ミッシング・イン・アクション』 - Missing in Action (2000年) ※ライブ・コンピレーション
- Rant (2001年)
- Strings Attached (2004年)
- Just Another Night (2004年) ※DVD
- The Truth, The Whole Truth, Nuthin' But The Truth (2005年)
- 『シュランケン・ヘッド』 - Shrunken Heads (2007年)
- 『マン・オーヴァーボード』 - Man Overboard (2009年)
- When I'm President (2012年) ※with The Rant Band
- Live In The UK 2010 (2014年) ※with The Rant Band、ライブ
- 『フィンガーズ・クロスト』 - Fingers Crossed (2016年) ※with The Rant Band
ソロ・シングル
[編集]発表年 | タイトル | チャート最高位 | |||
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全英 | 全米 | 全米 メイン |
豪 | ||
1975 | "Once Bitten, Twice Shy" | 14 | - | - | 29 |
1976 | "Who Do Ya Love" | - | - | - | 83 |
1979 | "Just Another Night" | - | 68 | - | - |
1979 | "When the Daylight Comes - (in white vinyl)" | - | - | - | - |
1981 | "I Need Your Love" | - | - | 47 | - |
1983 | "All of The Good Ones are Taken" | - | - | 25 | - |
1989 | "American Music" | - | - | 24 | - |
2007 | "When the World Was Round" | 91 | - | - | - |
モット・ザ・フープル
[編集]→詳細は「モット・ザ・フープル#ディスコグラフィ」を参照
- 『モット・ザ・フープル』 - Mott The Hoople (1969年)
- 『マッド・シャドウズ』 - Mad Shadows (1970年)
- 『ワイルドライフ』 - Wildlife (1971年)
- 『ブレイン・ケイパーズ』 - Brain Capers (1971年)
- 『すべての若き野郎ども』 - All The Young Dudes (1972年)
- 『革命』 - Mott (1973年)
- 『ロックンロール黄金時代』 - The Hoople (1974年)
日本公演
[編集]- 2015年1月16, 17, 18日 下北沢GARDEN
脚注
[編集]- ^ Roberts, David (1998). "Mott the Hoople". Guinness Rockopedia (1st ed.). London: Guinness Publishing Ltd. p. 282. ISBN 0-85112-072-5. archive.orgより。
- ^ “Ian Hunter - Biography, Albums, Streaming Links - AllMusic”. AllMusic. 4 June 2018閲覧。
- ^ Hunter, Ian (23 August 2012). “Ian Hunter (ex - Mott The Hoople) Interview”. Louderthanwar.com. 2020年9月28日閲覧。
- ^ Walker, Bruce. “Ian Hunter Biography”. Musicianguide.com. 15 June 2011閲覧。
- ^ 同曲は1989年にアメリカのハードロックバンド、グレイト・ホワイトがカヴァーし、アメリカのBillboard Hot 100で5位を記録するヒットとなっている。
参考文献
[編集]- Walker, Bruce, Ian Hunter Biography, musicianguide.com
外部リンク
[編集]- Ian Hunter website
- On The Morton Fraser Harmonica Gang
- BBC Review of Ian Hunter at The Stables, Wavendon 2008
- Ian Hunter in Concert, National Public Radio (U.S.), 22 June 2007
- The Secret Sessions Featuring Ian Hunter & Mick Ronson
- Harris, John. Mott the Hoople: The dudes abide, The Guardian, 3 September 2009.
- イアン・ハンター - Discogs