イアン・ブレマー
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イアン・ブレマー | |
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生誕 |
1969年11月12日(55歳) マサチューセッツ州チェルシー |
国籍 | アメリカ合衆国 |
民族 | ドイツ系アメリカ人 |
教育 | Ph.D. |
出身校 | スタンフォード大学 |
職業 | 政治学者、実業家 |
肩書き | ユーラシアグループ社長 |
イアン・ブレマー(Ian Bremmer、1969年11月12日 - )は、アメリカの政治学者、コンサルティング会社ユーラシアグループ社長。
経歴
[編集]テュレーン大学を優秀な成績で卒業(magna cum laude)[1]。1994年、スタンフォード大学で修士号および博士号取得(旧ソ連研究)。スタンフォード大学フーバー研究所研究員を経て、1997年からワールドポリシー研究所上級研究員。1998年に28歳でユーラシアグループをニューヨークに設立した。また、コロンビア大学でも教鞭をとっている。英語の他、ロシア語を流暢に話し、フランス語も読解が可能である[1]。
著書の中で、有力な指導者のいない世界としてGゼロを提唱している。
著書
[編集]- The J Curve: A New Way to Understand Why Nations Rise and Fall, Simon & Schuster, 2006.
- The end of the free market: who wins the war between states and corporations?, Portfolio, 2010.
- Every nation for itself: winners and losers in a G-zero world, Portfolio/Penguin, 2012.
- 『「Gゼロ」後の世界:主導国なき時代の勝者はだれか』北沢格訳、日本経済新聞出版社、2012年
- Superpower: three choices for America's role in the world, Portfolio/Penguin, 2015.
- 『スーパーパワー:Gゼロ時代のアメリカの選択』奥村準訳、日本経済新聞出版社、2015年
- Us vs. Them: The Failure of Globalism, Portfolio/Penguin, 2018.
- 『対立の世紀:グローバリズムの破綻』奥村準訳、日本経済新聞出版社、2018年
- The Power of Crisis: How Three Threats--And Our Response--Will Change The World, Simon and Schuster, 2022.
- 『危機の地政学 - 感染爆発、気候変動、テクノロジーの脅威』稲田誠士訳、日本経済新聞出版社、2022年
共著
[編集]- The fat tail: the power of political knowledge for strategic investing, with Preston Keat, Oxford University Press, 2009.
- ジョセフ・ナイ、ハビエル・ソラナらとの共著『新アジア地政学』土曜社[2]、2013年
- 御立尚資との共著『ジオエコノミクスの世紀:Gゼロ後の日本が生き残る道』日本経済新聞出版社、2015年
編著
[編集]- Nation and politics in the Soviet successor states, co-edited with Ray Taras, Cambridge University Press, 1993.
- New states, new politics: building the post-Soviet nations, co-edited with Ray Taras, Cambridge University Press, 1997.
- Managing strategic surprise: lessons from risk management and risk assessment, co-edited with Paul Bracken and David Gordon, Cambridge University Press, 2008.
出演
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b http://worldpolicy.org/fellows/ian-bremmer/
- ^ “ブレマーほか『新アジア地政学』”. 土曜社. 2021年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
- ^ “ウクライナ侵攻が変える世界(3)国際政治学者 イアン・ブレマーに聞く”. NHK (2022年5月9日). 2022年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月21日閲覧。