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イオンモール大和郡山

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イオンモール大和郡山
AEON MALL YAMATOKORIYAMA
地図
地図
店舗概要
所在地 奈良県大和郡山市下三橋町741[1]
座標 北緯34度39分2.8秒 東経135度48分8.1秒 / 北緯34.650778度 東経135.802250度 / 34.650778; 135.802250 (イオンモール大和郡山)座標: 北緯34度39分2.8秒 東経135度48分8.1秒 / 北緯34.650778度 東経135.802250度 / 34.650778; 135.802250 (イオンモール大和郡山)
開業日 2010年平成22年)3月25日[1][2]
施設所有者 イオンモール株式会社[3][4]
施設管理者 イオンモール株式会社
設計者 株式会社竹中工務店[5][6]
施工者 株式会社竹中工務店[5][6][7]
敷地面積 約166,000 m2[1][2][4][5]
延床面積 約112,000 m2[1][2][5]
商業施設面積 約74,000 m2[1][4][5]
中核店舗 イオン大和郡山店
Joshin郡山イオンモール店
スポーツ館ミツハシイオンモール大和郡山店
シネマサンシャイン大和郡山
店舗数 約170
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 約4,100台[1]
商圏人口 約56万人(約21万世帯、自動車30分圏[注 1][2]
最寄駅 郡山駅
近鉄郡山駅
(いずれも路線バス利用)
最寄IC 郡山インターチェンジ
外部リンク 公式サイト
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イオンモール大和郡山(イオンモールやまとこおりやま)は、奈良県大和郡山市下三橋町に位置するイオンモール株式会社が開発、運営する大型ショッピングセンター2010年平成22年)3月25日開業[1][2]

概要

国道24号奈良バイパス沿いの大和郡山市北部に立地しており、奈良市と隣接している。北西の交差点向かいにはニトリ奈良南店、北側には大和ハウス工業奈良工場が立地する。

2006年平成18年)7月26日に計画が発表され、当初の予定ではジャスコ阪神百貨店を核とする「イオン大和郡山ショッピングセンター」として2007年の開業を目指していたが[8]、同年11月10日に阪神百貨店は阪急百貨店との業務提携に向けた経営計画の見直しによって出店計画を中止することを発表[9]。また、2007年(平成19年)に敷地内の下三橋遺跡より平城京の羅城や十条の条坊とみられる遺構が発見されたことから計画の見直しがなされ[2][5]2008年(平成20年)11月の着工となった[5][6]。着工後も計画見直しは続き、経済状況の急激な変化を考慮して店舗規模が縮小[6][10]。当初の予定から3年ほど遅れた2010年(平成22年)3月19日 - 3月24日にソフトオープン、3月25日にグランドオープンした[2]

建物は地上4階建てで、北側に核店舗となるイオンリテール株式会社運営の総合スーパーイオン大和郡山店(旧:ジャスコ。なお、イオンリテール運営では当店がジャスコ業態での最後の出店となった[注 2])、南側に大型専門店を置き、それらを約230mに及ぶ専門店モールでつなぐ、2核1モールの形態をとっており[5][8]、専門店モールは中央部分にメガストア、フードコート&アミューズメントが配置されている[2]。専門店駐車場は建物の西側・東側のほか、モール建物の4階、屋上と合わせて約4,100台が収容可能であり、障害者専用駐車場は建物出入口付近に7か所、4階に4か所、屋上に1か所設置されている[11]。約1,400台駐車可能な駐輪場も計5か所設置されており、いずれも無料で利用することができる[11]。西側の中央入口付近にはバスロータリー、タクシー乗り場がある[11]。大和川流域調整池設置基準に基づき、平面駐車場の地下は12,600tの調整池となっている[5]

環境配慮への取り組みとして、空調に高効率チラー採用大温度差氷蓄熱システムを導入し、経済産業省資源エネルギー庁長官賞を受賞している[12]。また、二次側空調システムはAHU+FCU方式とし、飲食店および出入口には空冷ヒートポンプパッケージ方式を採用[13]。FCUの還り冷水をAHUで利用することで循環する水量を大幅に削減し、冬期のFCUの排熱回収によってAHUでの外気の昇温を図っている[7][13]。そのほか、LED照明やリサイクル消火器約600本を導入し、屋上ハイサイドライトのガラス部分にはUVカットシートが貼付されているほか、駐車場でもラバーボラードやアスファルト舗装にリサイクル資材を利用したり、インターロッキングブロックの使用や屋上出入り口付近の緑化でヒートアイランド現象を緩和する工夫がなされている[5][14]

ユニバーサルデザインへの取り組みとしては、色覚障がい者を含め誰にでもわかりやすいよう改良されたサインシステム、キッズトイレ・みんなのトイレ(多目的トイレ)・モール内女性トイレへのパウダーコーナーの設置、フロア毎に磁器タイル・カーペットタイル・ビニルタイルの3種のタイル貼り分け、従来よりも高い1.4mの吹き抜け部の手すり設置などが挙げられる[5]

2011年(平成23年)7月1日、3階駐車場部分を改装しシネマコンプレックスが開業した。

主なテナント

2012年6月30日現在[15]

出店店舗全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップガイド」を、営業時間およびATMを設置する金融機関の詳細は公式サイト「営業時間・サービス案内」を参照。

イオン大和郡山店

売り場構成は、1階は「食料品と美容・健康用品」、2階は「ファッション」(AEON STYLE STORE)、3階は「子供用品と家庭用品、ペット」である[5]

大型専門店

  • Joshin(1階)
  • スポーツ館ミツハシ(2階)

1階専門店

女性向けファッションを中心に生活・服飾雑貨関連の店舗で構成[5]

2階専門店

男女の衣料品のほか、雑貨やスポーツなどの店舗で構成[5]

3階専門店

子供のいる家族向けの店舗で構成[5]

シネマサンシャイン大和郡山

シネマサンシャイン大和郡山
情報
正式名称 シネマサンシャイン大和郡山
完成 2011年
開館 2011年7月1日
収容人員 (9スクリーン)1566人
設備 デジタル6ch
用途 映画上映
運営 佐々木興業株式会社
所在地 奈良県大和郡山市下三橋町741
アクセス (イオンモール大和郡山と同一)
外部リンク シネマサンシャイン大和郡山
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シネマサンシャイン大和郡山は、佐々木興業が運営するシネマコンプレックスである。モール開業後に3階駐車場部分を改装し、2011年7月1日に開館した。シネマサンシャインとしては関西初出店であり、開館時より奈良県初のIMAXデジタル上映設備が設置されている[要出典]。奈良市のシネマデプト友楽が2010年1月31日に閉館しているため、当館は奈良県北部で唯一の映画館となっている[注 3]

  • シネマ1:137席
  • シネマ2:165席
  • シネマ3:279席
  • シネマ4:378席
  • シネマ5:204席
  • シネマ6:75席
  • シネマ7:138席
  • シネマ8:95席
  • シネマ9:95席

交通アクセス

国道24号奈良バイパスに面しているため、開業にあたり、行政と協議したうえでショッピングセンター周辺の道路や信号機などの道路網の整備や、近隣の各駅との間の路線バスの新設が行われた[4]

面している道路

公共交通機関

奈良交通により下記の路線バスが運行されている[16]。運行時刻・運賃は公式サイト「アクセスガイド」を参照。

近隣のショッピングセンター

脚注

注釈

  1. ^ 東西を山に挟まれているために商圏は南北方向に長い。
  2. ^ 全ての店舗を含めば、イオン北海道運営で当モール開業の2か月後に開業したイオン札幌西岡ショッピングセンター内の「ジャスコ西岡店」が最後の店舗となる。
  3. ^ 厳密にはイオンシネマ高の原が奈良市と京都府木津川市の境界(イオンモール高の原内)に立地する。

出典

  1. ^ a b c d e f g イオンモール大和郡山 モール概要 - イオンモール株式会社
  2. ^ a b c d e f g h i 「販売革新 2010年5月号」商業界、2010年5月1日、NCID BA66504392
  3. ^ 大規模小売店舗立地法届出状況>2010年6月22日イオンモール大和郡山 - 奈良県 2012年8月29日閲覧
  4. ^ a b c d 2010年2月期 アニュアルレポート (PDF) - イオンモール株式会社
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 歴史・文化の街に相応しい、エンターテイメントモール 「イオンモール大和郡山」 3月25日(木)AM9:00 グランドオープン (PDF) - イオンモール株式会社・イオンリテール株式会社 ニュースリリース 2010年2月3日
  6. ^ a b c d (仮称)「イオンモール大和郡山」建物概要について (PDF) - イオンモール株式会社 ニュースリリース 2009年3月31日
  7. ^ a b 拡める『イオン株式会社』 -- エコ・アイスの採用でSC業界の低炭素社会をリード (PDF) 」財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター、2010年、COOL&HOT 2010 No.38
  8. ^ a b 「(仮称)イオン大和郡山ショッピングセンター」への出店 イオンモール株式会社と株式会社阪神百貨店が基本合意 (PDF) - イオンモール株式会社 ニュースリリース 2006年7月26日
  9. ^ 「奈良のSCへの出店計画白紙に 阪神百貨店」『日本経済新聞』2006年11月11日付朝刊、第10面
  10. ^ 「店舗規模を縮小へ 来春開業予定『イオンモール大和郡山』 不況で出店手控え」『朝日新聞』2009年4月9日付朝刊、奈良1・1地方、第20面
  11. ^ a b c イオンモール大和郡山 アクセスガイド 駐車場のご案内 - イオンモール株式会社
  12. ^ ÆON MALL アニュアルレポート2011 [リンク切れ] - イオンモール株式会社
  13. ^ a b (大阪)見学会「(仮称)イオンモール大和郡山新築工事」 (PDF) - 社団法人 建築設備技術者協会
  14. ^ イオン、氷蓄熱システムやLED照明導入 「イオンモール大和郡山」3月開店 [リンク切れ] - ECO JAPAN、2010年2月8日
  15. ^ イオンモール大和郡山 フロアガイド - イオンモール株式会社
  16. ^ 2010年3月19日ダイヤ改正のお知らせ [リンク切れ] - 奈良交通、2010年3月12日

関連項目

外部リンク