イソマルツロースシンターゼ
表示
イソマルツロースシンターゼ(Isomaltulose synthase、EC 5.4.99.11)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- スクロース イソマルツロース
従って、この酵素の基質はスクロース、生成物はα,α-イソマルツロースである。
この酵素は異性化酵素、特にその他の基を移す分子内転位酵素に分類される。系統名は、スクロース グルコシルムターゼ(sucrose glucosylmutase)である。トレハロースシンターゼ、マルトースグルコシルムターゼ等とも呼ばれる。
構造
[編集]2007年末時点で、7つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1M53、1ZJA、1ZJB、2PWD、2PWE、2PWF、2PWGである。
出典
[編集]- Cheetham PS (1984). “The extraction and mechanism of a novel isomaltulose-synthesizing enzyme from Erwinia rhapontici”. Biochem. J. 220 (1): 213–20. PMC 1153612. PMID 6743261 .
- Cheetham PSJ, Imber CE and Isherwood J (1982). “The formation of isomaltulose by immobilized Erwinia rhapontici”. Nature 299 (5884): 628–631. doi:10.1038/299628a0.