イタルデザイン・ゼロウノ
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イタルデザイン・ゼロウノ | |
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ゼロウノ クーペ | |
概要 | |
製造国 | イタリア |
販売期間 | 2018年 |
デザイン | イタルデザイン・ジウジアーロ、ジョルジェット・ジウジアーロ、フォルクスワーゲン |
ボディ | |
乗車定員 | 2人 |
ボディタイプ | 2ドア クーペ 2ドアロードスター |
エンジン位置 | ミッドシップ |
駆動方式 | 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 5.2L V型10気筒 NA |
最高出力 | 602 hp |
最大トルク | 580 N·m |
変速機 | 7速DCT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,650 mm |
全長 | 4,847 mm |
全幅 | 1,970 mm |
全高 | 1,240 mm |
イタルデザイン・ゼロウノ(Italdesign Zerouno)は、イタリアの自動車デザイン会社イタルデザイン・ジウジアーロが開発した限定生産のスーパーカーである。
概要
[編集]イタルデザインが創業50周年を記念して設立した独自ブランドイタルデザイン・アウトモビリ・スペチアリ (Italdesign Automobili Speciali) による初のモデルである[1]。2017年3月に開催された第87回ジュネーブモーターショーで発表され、翌2018年にクーペが世界5台限定で発売された。
基本コンポーネントはアウディ・R8をベースとしており、エンジンもR8と共通の5.2 L V型10気筒DOHCをミッドシップに搭載する。スペックは最高出力610 ps @ 8,250 rpm、最大トルク560 N·m @ 6,500 rpmをそれぞれ発生する。駆動方式はフルタイム四輪駆動で、組み合わせられるトランスミッションは7速DCTである。
シャシはアルミニウムで形成されており、ボディの大部分に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使用されている。
バリエーション
[編集]販売された全5台のカラーバリエーションは以下の通り。
- 1号車 - ホワイト(トリコロールストライプ入り)
- 2号車 - レッド(ホワイトストライプ入り)
- 3号車 - グレー×ブルー
- 4号車 - レッド×ブラック
- 5号車 - ブラック(トリコロールストライプ入り)
なお2020年11月現在、1、2、5号車は売却され中古車となっている(2号車は転売目的)。このほかテストカーとして、6台目が存在する(ブラックにイエローの装飾)。
ドゥエルタ
[編集]ゼロウノのオープンカー仕様。2018年3月にスイスで開催されたジュネーブモーターショーで発表された。クーペと同じく世界限定5台となる。
頭上のルーフパネルを取り外せるタルガトップ型を採用している。パワートレインおよび動力性能についてもクーペ版と変わりはない[2]。
脚注
[編集]- ^ “Italdesign Zerouno: supercar “made in italy” da collezione a Ginevra 2017” (2017年3月15日). 2017年3月23日閲覧。
- ^ “見るだけで分かる、これ超速いでしょ イタルデザイン50周年記念の超絶スーパーカー「ZeroUno Duerta」登場”. ねとらぼ. 2020年11月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- “La Zerouno sul sito ufficiale”. 23 marzo 2017閲覧。
- イタルデザインアウトモビリ公式サイト