イタロ・ターヨ
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イタロ・ターヨ(Italo Tajo, 1915年4月25日 - 1993年3月28日)は、イタリアのバス歌手[1][2]。
ピネローロの生まれ。トリノでニルデ・スティンキ・ベルトッツィに声楽を学ぶ。1935年にミラノ王立劇場でリヒャルト・ヴァーグナーの《ラインの黄金》でファフナー役を歌って歌手デビューを飾り、翌年にはグラインドボーン音楽祭にも参加した。1942年にはアルバン・ベルクの《ルル》のイタリア初演に加わっている。1946年にはシカゴ・オペラ・カンパニーでジュゼッペ・ヴェルディの《アイーダ》のラムフィス役として出演し、これがアメリカ・デビューとなった。1948年からメトロポリタン歌劇場にも出演。1966年からシンシナティに移住し、キャスリーン・バトルら後進の育成にも尽力した。
シンシナティにて死去。
出演映画
[編集]- ファウスト・悪魔篇 La leggenda di Faust (1949)