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イチロー杯争奪学童軟式野球大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イチロー杯争奪学童軟式野球大会(イチローはいそうだつがくどうなんしきやきゅうたいかい)は、MLBシアトル・マリナーズで会長付特別補佐を務める野球選手イチローが大会長を務めていた学童野球大会である。

イチローがオリックス・ブルーウェーブに所属していた1996年に第1回大会が開催[1]。2019年12月22日、イチローの引退に伴い、この日に行われた第24回大会が最後の大会となった[1]

優勝準優勝チームはイチロー本人から直接表彰される。2007年の第12回大会には愛知岐阜三重長野から過去最多の273チームが参加した。

概要

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イチロー自身が抱いていた「野球の底辺を広げたい」という想いを地域の人たちが実現した大会である。イチローの故郷豊山町にある豊山グランドなど、愛知県内のいくつかのグラウンドで、6月から11月の半年間にかけて行われる。1996年に約90チームで始まった大会も、イチローの人気上昇とともに年々参加チームが増え、2007年の第12回大会には273チームが参加。参加チーム数が増えるにつれて大会参加チームのレベルも上がり、現在では、イチロー杯で好成績を残したチームは全国的にレベルの高いチームと評価されるようになった。

主催・共催・主管

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  • 主催 NPO法人 JBS豊山
  • 共催 中日新聞社
  • 主管 愛知県軟式野球連盟尾張連合会

歴代成績

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年度 大会 優勝 準優勝 3位
1996 第1回 宮西少年野球クラブ 石尾台スポーツ少年団 篠木スポーツ少年団
坂下スポーツ少年団
1997 第2回 稲沢東少年野球クラブ 南巽が丘イーグルス のびのびベアーズ
守山ボーイズ
1998 第3回 浅井北少年野球クラブ 美川クラブ 横川クラブ
石尾台スポーツ少年団
1999 第4回 ドジャース 刈谷さくら 美川クラブ
守山ボーイズA2
2000 第5回 小泉クラブ 宮西少年野球クラブ 少年ウルフ
豊山町スポーツ少年団
2001 第6回 ドジャース 西成少年野球クラブ ホワイトエンペラーズ
有松ジュニアーズ
2002 第7回 浅井北少年野球クラブ 玉城スポーツ少年団 水源パイレーツ
小泉クラブ
2003 第8回 小泉クラブ 鳴子ファイターズ 堤スターズ
城西太陽
2004 第9回 田原ワイルドモンキーズ 小牧パンサーズ 愛知ベースボールクラブジュニア
2005 第10回 乙川スポーツクラブ横川 岡崎JSクラブ(A) 上条スポーツ少年団
2006 第11回 名古屋ウエスタンズ 真正クラブ 笠松野球
2007 第12回 碧南ライナーズ 小泉クラブ ホワイトフィリーズ
2008 第13回 小牧パンサーズ 上条スポーツ少年団 愛知ベースボールクラブジュニア
2009 第14回 富士シャーク 名古屋平針HBC少年野球クラブ 篠木スターズ
2010 第15回 名古屋ドジャース 亀の子少年野球クラブ ファイヤーボーイズ
2011 第16回 小牧パンサーズ JBC玉城 ブラックサンダーズ
2012 第17回 名古屋ドジャース ファイヤーボーイズ 六田ファイターズ
2013 第18回 JBC玉城 六田ファイターズ ドジャース
2014 第19回 ファイヤーボーイズ リトルマリナーズ 岡崎南クラブA
2015 第20回 上名和ライオンズ 清洲少年野球クラブ 小牧パンサーズ

関連項目

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出典

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  1. ^ a b イチローさん、「イチロー杯」閉会式でアマ野球指導者への道を示唆”. SANSPO.COM. 株式会社産経デジタル (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。

外部リンク

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