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イナズマアンカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イナズマアンカー

イナズマアンカーボルト偏心アンカーボルト: Deflective anchor bolt)とは、埋込み部と接続部が偏心しているアンカーボルトのこと。鉄筋に遭遇したとき、取付位置を変えずに施工できる接着系あと施工アンカーボルトである。

種類

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  • 形状は、T型、S型、TS型、TSW型がある。
  • 太さは、M12、M16、M20、M22、M24などがある。
  • 材質は、SS400、SUS304がある。

イナズマアンカー工法

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イナズマアンカー工法とは、接着系あと施工アンカーの分野において、偏心アンカボルトを使用し、躯体中の鉄筋を躱す工法である。機器取付ネジ部直下でコンクリート内部鉄筋との干渉が予想される時、取付位置を変えずに施工できる新工法である。

鉄筋コンクリート基礎に、機械設備設置のための底面部や横面部の固定及びコンクリート母材への懸架物の支持・固定に使用する。

活用の効果

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比較対象(従来技術):ストレートアンカー工法

  • 経済性:従来施工費の1/4
  • 工程:従来工期の1/14
  • 品質:同程度以上
  • 安全性:同程度以上
  • 施工性:向上
  • 周辺環境への影響:向上

関連項目

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外部リンク

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