イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン
『イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン』 | ||||
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Ne-Yo の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2007年–2008年 | |||
ジャンル | R&B, ポップス | |||
レーベル |
ユニバーサルミュージック
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プロデュース |
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Ne-Yo アルバム 年表 | ||||
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『イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン』収録のシングル | ||||
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『イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン』(原題:Year of the Gentleman)は、アメリカのシンガーソングライターNe-Yoの、3枚目のスタジオアルバムである。2008年9月16日に米国でCompound EntertainmentおよびDef Jam Recordingsによってリリースされた[1]。
概要
[編集]本作は、USビルボード200で2位を記録した[2]。アメリカでは100万枚を売り上げプラチナとして認定、イギリスでもダブルプラチナの認定を受けた。また、カナダ、イタリア、日本、ニュージーランド、サウジアラビアといった国々でもトップ10入りを果たした。
第51回グラミー賞でアルバム・ オブ・ザ・イヤーやベスト・コンテンポラリー・R&Bアルバムなど、グラミー賞にノミネートされた6つのノミネートを獲得。ローリング・ストーンによる2008年の50枚のベスト・アルバムの33位にランクインした[3]。
Ne-Yoは本作について「(音楽の)カテゴリーを気にすることなく、「心地いい」、「普遍的」と思えるレコードを作ろうと『イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン』制作に取り組んだ。だから、どのタイプの音楽が好きな人たちを狙ったという作品ではないんだ。R&Bミュージックのファンやポップ・ファンが聴いて、自分たちが好きな音楽ではないと感じることなく、誰が聴いても心地良いと思ってもらえる作品だと思う。僕はあるタイプのファンだけでなく、みんなにそう思ってもらえる作品を作るように心掛けたんだ」と語っている[4]。
ヒットシングル「クローサ-」と「ミス・インディペンデント 」、「マッド」と「パート・オブ・ザ・リスト」を含む4つのシングルをリリース。
リ-ドトラックの「クローサ-」について「「この曲は、クラブで出会った女性にのぼせ上がることを歌っている。視線を交わしているうちに、彼女にコントロールされたくないと思っているのに、導かれるように彼女の方に行ってしまう、というのがこの曲の内容だ。この曲のインスピレーションはロンドンのクラブやナイトライフのエネルギーから得た。エネルギーがあって、気持ちがよかったので、そのエネルギーを取り入れたら僕の曲がどんなサウンドになるのか知りたかった。そしてその結果が「クローサー」だよ。」[4]と語っている。
Ne-Yoは本作のタイトルについて、1960年代のアメリカ人グループRat Pack、特にメンバーのフランク・シナトラとサミー・デイヴィスJr.からの芸術的影響を挙げている。
シングル
[編集]- 1st「クローサ-」2008年4月15日 / Billboard Hot 100 最高7位
- 2nd「ミス・インディペンデント」2008年9月2日 / Billboard Hot 100 最高54位
- 3rd「マッド」2008年11月17日 / Billboard Hot 100 最高11位
- 4th「シー・ゴット・ハー・オウン」2008年12月14日 /
- 5th「パート・オブ・ザ・リスト」2009年4月7日 /
トラックリスト
[編集]- クローサ-
- ノーバディ
- シングル
- マッド
- ミス・インディペンデント
- ホワイ・ダズ・シー・ステイ
- フェード・イントゥ・ザ・バックグラウンド
- ソー・ユー・キャン・クライ
- パート・オブ・ザ・リスト
- バック・トゥ・ホワット・ユー・ノウ
- ライ・トゥ・ミー
- ストップ・ディス・ワールド
- ホワッツ・ザ・マター(ボーナス・トラック)
- シー・ゴット・ハー・オウン FEAT.ジェイミー・フォックス&ファボラス (ボーナス・トラック)
チャート
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Weekly charts[編集]
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Year-end charts[編集]
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認証
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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カナダ (Music Canada)[24] | Gold | 40,000^ |
イタリア (FIMI)[25] | Gold | 30,000* |
日本 (RIAJ)[26] | Platinum | 250,000^ |
Saudi Arabia[27] | Gold | 3,000 |
ニュージーランド (RMNZ)[28] | Gold | 7,500^ |
イギリス (BPI)[29] | 2× Platinum | 600,000^ |
アメリカ合衆国 (RIAA)[30] | Platinum | 1,000,000^ |
* 認定のみに基づく売上数 |
リリース履歴
[編集]領域 | 日付 | ラベル | フォーマット | エディション |
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日本 [31] | 2008年9月11日 | ユニバーサルインターナショナル | CD、デジタルダウンロード | 標準 |
ドイツ [32] | 2008年9月12日 | デフジャム | ||
イタリア [33] | ||||
イギリス [34] | 2008年9月15日 | マ-キュリ-レコード | ||
アメリカ合衆国 [35] | 2008年9月16日 | デフジャム | ||
ブラジル [36] | 2008年10月21日 | ユニバーサルミュージック |
脚注
[編集]- ^ “Neyo: Year of the Gentleman”. Def Jam. 2008年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年6月30日閲覧。
- ^ “Ne-Yo”. Billboard. 2020年2月28日閲覧。
- ^ “Music News”. Rolling Stone. 2015年3月15日閲覧。
- ^ a b “イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン[通常盤][CD] - NE-YO - UNIVERSAL MUSIC JAPAN”. NE-YO. 2020年2月28日閲覧。
- ^ "Australiancharts.com – Ne-Yo – Year of the Gentleman". Hung Medien.
- ^ "Austriancharts.at – Ne-Yo – Year of the Gentleman" (in German). Hung Medien.
- ^ "Ultratop.be – Ne-Yo – Year of the Gentleman" (in Dutch). Hung Medien.
- ^ "Ultratop.be – Ne-Yo – Year of the Gentleman" (in French). Hung Medien.
- ^ "Ne-Yo Chart History (Canadian Albums)". Billboard.
- ^ "Dutchcharts.nl – Ne-Yo – Year of the Gentleman" (in Dutch). Hung Medien.
- ^ "Lescharts.com – Ne-Yo – Year of the Gentleman". Hung Medien.
- ^ "Offiziellecharts.de – Ne-Yo – Year of the Gentleman" (in German). GfK Entertainment Charts.
- ^ "Irish-charts.com – Discography Ne-Yo". Hung Medien.
- ^ "Italiancharts.com – Ne-Yo – Year of the Gentleman". Hung Medien.
- ^ Year of the Gentleman | Ne-Yo ORICON NEWS. oricon ME.
- ^ "Charts.org.nz – Ne-Yo – Year of the Gentleman". Hung Medien.
- ^ "Swisscharts.com – Ne-Yo – Year of the Gentleman". Hung Medien.
- ^ "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company.
- ^ "Ne-Yo Chart History (Billboard 200)". Billboard.
- ^ "Ne-Yo Chart History (Top R&B/Hip-Hop Albums)". Billboard.
- ^ “Top Selling Albums of 2008”. UK Charts Plus (2008年). March 31, 2019閲覧。
- ^ “Billboard 200 Year-End 2008”. Billboard March 31, 2019閲覧。.
- ^ “Billboard Top R&B/Hip-Hop Albums Year-End 2008”. Billboard March 31, 2019閲覧。.
- ^ “Archived copy”. 2013年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月18日閲覧。
- ^ “Italian album certifications – Ne-Yo – Year of the Gentleman” (Italian). Federazione Industria Musicale Italiana. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。 Select "2012" in the "Anno" drop-down menu. Select "Year of the Gentleman" in the "Filtra" field. Select "Album e Compilation" under "Sezione".
- ^ "Japanese album certifications – Ne-Yo – Year of the Gentleman" (Japanese). Recording Industry Association of Japan.
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引数が必須です。 (説明) Select 2012年月 on the drop-down menu - ^ https://web.archive.org/web/20131021203829/http://www.ifpi.org/content/section_news/mid_east_2010.html
- ^ https://web.archive.org/web/20110724195817/http://www.radioscope.net.nz/index.php?option=com_content&task=view&id=79&Itemid=62
- ^ "British album certifications – Ne-Yo – Year of the Gentleman". British Phonographic Industry.
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引数が必須です。 (説明) Select albums in the Format field. Select Platinum in the Certification field. Type Year of the Gentleman in the "Search BPI Awards" field and then press Enter. - ^ "American album certifications – Ne-Yo – Year of the Gentleman". Recording Industry Association of America.
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: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明) - ^ “Ne-Yo:Year of the Gentleman” (Japanese). universal-music.co.jp. 2021年2月8日閲覧。
- ^ Ne-Yo - Year of the Gentleman - CD
- ^ Ne-Yo - Year of the Gentleman - disco di Ne-Yo
- ^ “HMV - Music, Films, & Games - HMV.com”. HMV.com - home of entertainment. 2015年3月15日閲覧。
- ^ “Amazon.com: Ne-Yo: Year of the Gentleman: Music”. amazon.com. 2015年3月15日閲覧。
- ^ “Year of the Gentleman - Brazilian Edition - Saraiva.com.br”. Livrariasaraiva.com.br. 2011年2月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン Discogs
- イヤー・オブ・ザ・ジェントルマン - Metacritic
- Ne-Yo in His Own Words — ブルース&ソウル