イリヤ・ブラシッチ
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イリヤ・ブラシッチ(キリル表記:Илија Брашић、ラテン表記:Ilija Brašić;1882年 - 1951年)は、ユーゴスラビアの軍人。
第一次世界大戦に従軍。両大戦間、ユーゴスラビア軍で各職を歴任した。
1941年4月、ミラン・ネディッチ将軍の第3軍集団の第3軍司令官に任命された。第3軍の編成下には、第13ヘルツェゴビナ歩兵師団(ヴォイスラフ・ペトロヴィッチ中将)、第15ゼツク歩兵師団(ミレンコ・ワリヤチッチ准将)、第25ヴァルダル歩兵師団(ドゥシャン・クレチッチ中将)、第31コソロフ歩兵師団(ミルチン・ミレンコヴィッチ中将)が存在した。4月9日、ドイツ第12軍はブルガリア・ユーゴスラビア国境を越え、ヴァルダル川に向け進撃を開始した。第3軍は2日間で撃破され、ブラシッチは捕虜となった。1945年まで捕虜収容所に収容。
解放後、アメリカに移民。