イワナシ
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イワナシ | ||||||||||||||||||||||||
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福島県帝釈山 2010年6月
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Epigaea asiatica Maxim. | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Parapyrola asiatica (Maxim.) Kitam. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
イワナシ(岩梨) |
イワナシ(岩梨、学名:Epigaea asiatica )はツツジ科イワナシ属の常緑小低木。別名、イバナシ。
特徴
[編集]茎は赤褐色の粗い毛を持ち、地上を這って広がり、長さは10-25cmになる。葉は短い柄をもって茎に互生し、やや革質になる。葉の形は卵形で先端は尖り、長さ4-10cm、幅2-4cmになり、縁には褐色の粗い毛が生じる。
花期は5-6月。枝の先端に総状花序につき、3-8個の淡紅色の花をつける。萼は深く5裂し、長さ1cmの鐘形の花冠をつける。花冠は先端が5裂し広がる。雄蕊は10本ある。果実は緑色から赤褐色の果皮に包まれ、径1cmの扁球形の蒴果となり、ナシのような甘味があり、食用になる。
和名は果実がナシ(梨)に似ていることによる。
分布と生育環境
[編集]日本固有種。北海道西南部、本州の日本海側に分布し、山地から亜高山帯の林縁に生育する。
ギャラリー
[編集]参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅲ 合弁花類』(1981)平凡社
- 林弥栄編『山溪カラー名鑑 日本の野草』(1983年)山と溪谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)