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インディペンデント・ワールド・世界ヘビー級王座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

インディペンデントワールド世界ヘビー級王座(インディペンデントワールドせかいヘビーきゅうおうざ)は、FMWが管理、認定していた王座。

歴史

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FMWの創成期から存在したWWA世界ブラスナックル王座の流れを汲む王座。

1996年、引退してプロレスとは一線を画す姿勢をみせていた大仁田厚が一転してプロレス界に接近を試みていた際、私製のチャンピオンベルトをFMWに寄贈[1]。当初、チャンピオンベルトは去年行われた世界ブラスナックル王者の大仁田による防衛戦及び引退試合で使用を想定して調達したが使わずに終わった[2][3]。そこで使わずじまいのチャンピオンベルトを活用する目的で創設。8月1日、FMWレールシティ汐留大会で行われた初代王座決定トーナメントに優勝したW★ING金村が初代王者になった。12月11日、FMW駒沢オリンピック公園体育館大会で王者の金村、世界ブラスナックル王者のザ・グラジエーターによる王座統一戦が行われて勝利したグラジエーターが二冠王者になった。以降はFMW二冠統一王座として2つの王座の防衛戦が同時に行われている。

1999年5月18日、王者の冬木弘道が肩の負傷で返上により、FMW二冠統一王座は解体された。

2000年、封印。

歴代王者

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インディペンデントワールド世界ヘビー級王座

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歴代 選手 戴冠回数 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
初代 W★ING金村 1 1996年8月1日 レールシティ汐留
田中正人

FMW二冠統一王座

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歴代 選手 戴冠回数 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
第2代 ザ・グラジエーター 1 1996年12月11日 駒沢オリンピック公園体育館
第3代 田中将斗 1 1997年9月28日 川崎球場
第4代 ミスター雁之助 1 1998年1月6日 後楽園ホール
第5代 ハヤブサ 1 1998年4月30日 横浜文化体育館
第6代 冬木弘道 1 1998年11月20日 横浜文化体育館
1999年5月18日返上

インディペンデントワールド世界ヘビー級王座

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歴代 選手 戴冠回数 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
第7代 ミスター雁之助 2 1999年5月18日 日本
FMWが王者に認定
第8代 田中将斗 2 1999年8月20日 後楽園ホール
2000年封印

脚注

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  1. ^ 1996年12月11日FMW駒沢オリンピック公園体育館大会で大仁田厚の復帰戦が行われた。それまでに大仁田はFMWを始めとする試合会場、マスコミに頻繁に顔を出しており、これらは結果的に復帰を画策しての行動だったといえる。
  2. ^ ベルト中央には「World Brass Knuckles(世界ブラスナックル王座の意)」の文字が入っていた。
  3. ^ 1995年5月5日のFMW川崎球場大会で世界ブラスナックル王者の大仁田、挑戦者のハヤブサによるタイトルマッチ及びノーロープ有刺鉄線電流地雷爆破時限爆弾デスマッチ(試合は大仁田の勝利)。

外部リンク

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