インドトキコウ
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インドトキコウ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Mycteria leucocephala (Pennant, 1769) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
インドトキコウ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Painted stork |
インドトキコウ(学名:Mycteria leucocephala)は、コウノトリ目コウノトリ科に分類される鳥類の一種である。別名ベニハゲコウと呼ばれることもあるが、ハゲコウ属ではなくトキコウ属に分類される。
分布
[編集]インド、パキスタンからスリランカ、東南アジア、中国南部にかけて分布する。
形態
[編集]全長約93cm。体色は白色だが下胸に帯状に黒色の部分があり、風切羽、尾羽とも黒い。肩羽、大雨覆、三列風切は、紅色をおびている。頸はやや褐色みをおびている。眼の周囲から嘴の基部までは皮膚が裸出しており、繁殖期には赤いが非繁殖期には橙黄色になる。嘴は橙黄色、脚は灰褐色である。脚は、繁殖期には紅色になる。
幼鳥は全身灰褐色である。
分類的にはトキコウ属であるが、飼育下では別属のコハゲコウと雑種を作った記録がある。
生態
[編集]湿地や沼地、田圃、河川に生息する。
主に魚類を捕食するが、カエル、爬虫類、甲殻類、昆虫類なども食べる。
水辺に近い森林で、コロニーを形成して繁殖する。しばしば他のコウノトリ類やサギ類と共同でコロニーを作る。雌雄で造巣し、1腹3-5個の卵を産み、抱卵期間は28-32日である。抱卵、育雛は雌雄共同で行う。雛は、約55日で飛べるようになる。
人間との関係
[編集]かつては生息地の村落の周辺で普通に見られたが、現在は以前と比べて生息数が大幅に減少している。
脚注
[編集]- ^ BirdLife International (2016). “Mycteria leucocephala”. IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22697658A93628598. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22697658A93628598.en 23 January 2023閲覧。.
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、50-51頁