インバル・ピント&アブシャロム・ポラック
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インバル・ピント(Inbal Pinto, 1969年-)&アブシャロム・ポラック(Avshalom Pollak, 1970年-) は、 イスラエルのコンテンポラリー・ダンス演出・振付家ユニット。
インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニー(INBAL PINTO & AVSHALOM POLLAK DANCE COMPANY)主宰。
1994年の結成以来、革新的で想像力豊かな作品を発表し続けている。
経歴
[編集]インバル・ピント
[編集]1969年生まれ。13歳からダンスの勉強を始める。アートスクールでグラフィック・デザインを学ぶ一方、バット・シェバ舞踊団に学び、その後カンパニーの一員となる。93年に発表した『Doi-Can』で振付家として本格的にデビュー。94年、『Chance for 100』をアブシャロム・ポラックと共同制作し、意気投合した二人はINBAL PINTO DANCE COMPANY(現在はINBAL PINTO & AVSHALOM POLLAK DANCE COMPANY)を結成する。フランス、アメリカをはじめとする世界の名だたるダンスシーンで注目を集め、国内外で大きな反響を呼ぶ。カンパニーとしての活動以外にも、オペラや演劇作品に振付家として参加するなど、多方面で活躍している。
アブシャロム・ポラック
[編集]1970年生まれ。演出家を父に持つ。ドラマスクールで演劇を学んだ後、俳優として、本国イスラエルをはじめ、イギリス、アメリカを中心に映像や舞台の世界で活躍。94年にインバル・ピントと出会い、カンパニーを立ち上げてからは、全ての作品を彼女と共同で立ち上げている。
日本で上演された主な作品
[編集]- 2001年、2005年 オイスター/Oyster 神奈川県民ホール、世田谷パブリックシアター
- 2005年 ブービーズ/Boobies 世田谷パブリックシアター
- 2007年 ヒュドラ/Hydra 彩の国さいたま芸術劇場大ホール- 森山開次・大植真太郎出演、世界初上演の新作
- 2012年 ボンビックス モリ with ラッシュ、ゴールド・フィッシュ 世田谷パブリックシアター
- 2013年1月 100万回生きたねこ/The cat that lived a million times 東京芸術劇場プレイハウス- 森山未來・満島ひかり出演、プロデュース公演 [読売演劇大賞優秀作品賞、優秀演出家賞、優秀男優賞(森山未來)、杉村春子賞(満島ひかり)]
- 2014年 ウォールフラワー/Wallflower 東京都現代美術館内- 森山未來がカンパニーの一員として参加
- 2015年8月 100万回生きたねこ/The cat that lived a million times(再演) 東京芸術劇場プレイハウス- 成河・深田恭子(舞台初出演)出演、プロデュース公演
- 2016年 ダスト/DUST 彩の国さいたま芸術劇場大ホール- 森山未來がカンパニーの一員として参加